国家外国専家局の季允石局長は19日、「全国国外人材導入業務会議」に出席し、「中国は今年、経済発展モデルの転換と構造調整を全面的にサポートするべく、4分野の国外ハイレベル人材・急募人材の導入をさらに重視していく」と述べた。新華社が19日に伝えた。重点的に導入する4分野とは以下の通り。(編集SN)
(1)新エネルギー、情報ネットワーク、新材料、生命科学、宇宙・海洋・地球などの分野から、要となる技術を把握する科学者・チームを受け入れ、戦略的新興産業の発展を推し進め、新たな経済成長ポイントを育成する。
(2)国家重大科学技術特別プロジェクトのため、先端科学技術分野と最前線の科学研究分野から世界トップレベルの人材や優秀チームを中国に招き、業務や学術交流を進め、知識イノベーションと技術イノベーションを推進する。
(3)大学の学科イノベーション人材導入プロジェクト、国際科学技術協力プロジェクト、イノベーションチーム国際協力パートナーシッププロジェクトなど、重点プロジェクトをしっかりと行い、要となる技術でブレークスルーを果たす。
(4)数値制御工作機械、深海設備、大型航空機など、先進製造業で差し迫って必要な国外人材を受け入れ、重点産業の調整・振興・計画をしっかりと行い、物流配送、マーケティングネットワーク、電子商取引、情報コンサルティングなど、現代サービス業・新興サービス業の発展を加速させるべくサポートしていく。
「人民網日本語版」2010年1月20日 |