ハイチ地震発生後、中国の科学者らは直ちに救済活動の支援を開始した。中国科学院の陳運泰院士率いる研究グループは、直ちに世界地震計学ネットワーク(GNS)から波形資料をダウンロードし、今回の地震の特徴を分析した。
分析結果はすでに、中国科学院地理科学・資源研究所の劉闖研究員(UN GAID e-SDDC共同チェア)を通じ、国連災害救済調整官事務所(UNDRO)に提出されている。「科学時報」が18日に伝えた。
陳運泰氏によると、同研究グループは、GNSによる資料から今回の地震の震源特徴を表す測定結果を導きだし、地震の約2時間46分後(北京時間13日8時39分)に発表したという。また、震災の約5時間後(北京時間同日11時ごろ)には、今回の地震の断裂プロセスに関する詳しい情況を導き出すことに成功した。
「人民網日本語版」2010年1月18日 |