中国の西部にある西昌衛星打ち上げセンターの責任者は17日、「人工衛星『嫦娥二号』の打ち上げ準備が着々と進められている。2010年末の打ち上げ成功に何ら懸念はない」と述べた。
これはこの日の早朝、中国独自のナビゲーションシステム「北斗星」の3個目の衛星打ち上げを成功させたことについて、記者の取材を受けた際に述べたものだ。
2007年10月24日、人工衛星「嫦娥一号」が西昌衛星打ち上げセンターから打ち上げられ、月探査の第一段階である月周回探査に初めて成功した。今回打ち上げられた「嫦娥二号」の主なミッションは、月面探査機の「嫦娥三号」が月面にソフト・ランディングするための鍵となるデータを収集するとともに、着陸エリアの高精度な写真を撮ることだ。
「CRI」2010年1月17日 |