中国国家漢方薬管理局の王国強局長は14日、北京で、「今年、中国は漢方医薬の対外交流と協力を行い、漢方医薬が世界無形文化遺産に登録されるよう努力していく」と述べた。
王国強局長はこの日開かれた2010年国家漢方薬会議で、「今年、中国はISO・国際標準化機構と協議し、中国の標準を主とする漢方医薬の国際標準の確立を推進していく。また、ASEAN・東南アジア諸国連合の各国と協力を展開し、アフリカでは漢方医薬によるエイズやマラリアなどの治療を実施する。アメリカ、フランス、ロシア、韓国などと引き続き実務的な協力を行っていく」と述べた。
ここ数年、漢方医薬事業は人材の養成と技能の伝承の面で困難に直面している。これを受けて、中国国務院は去年、専門的な政策を制定して漢方医薬の発展を支援している。また、中央財政は47億元を投入した。
「CRI」2010年1月14日 |