今年10月現在、中国の銀行カードの発行数は19億枚に達した。そのうち、中国銀聯(ユニオンペイ)が発行する「銀聯カード」は12億5000億枚だ。
新華社通信の23日の報道によると、中国国家金カードプロジェクト協調指導グループ弁公室の張琪主任は、「中国には現在、初歩的な電子支払システムがすでに確立されている」ことを発表した。張主任の話では、昨年、銀行カードによる消費額は社会消費品の小売総額の4分の1近くを占めており、北京、天津、上海、広東などに至っては、およそ半分を占めているということだ。
また、今年1月から10月まで、全国の銀行カードによる取引額は前年の同じ時期と比べ6割増しの6兆元に達した。現在のところ、中国の銀聯カードは世界の73の国と地域でATM機による現金の引き出しが可能だということだ。
「CRI」2009年12月23日 |