国家広播電影電視総局(広電総局)ネット視聴プログラム管理司の担当者は12日、一部ウェブサイトの閉鎖・停止に関する取材に対し、「インターネット視聴サービスの取り締まりは、長期業務であり、ウェブサイト閉鎖・停止処分だけでは、番組海賊版や低俗・卑猥な番組の伝播問題の根本的解決とはなりえず、サイトの再開を許可することはありえない」と語った。以下、同担当者のコメント詳細。
一部ウェブサイトはここ数年、著作権を侵害する海賊版の映画・テレビドラマなど各種番組を公然と大量放映している。これらの番組には、低俗・卑猥な内容のものも多く含まれており、青少年の精神的・身体的健康や映画・テレビ番組著作権者の権益を甚だしく損なっている。政府に対し、関連法律に基く措置を講じ、これらの悪質サイトを徹底処分するよう強く求める声が国内外から上がっている。「BT中国聯盟」などの問題サイトは、映画・テレビドラマなど視聴番組のダウンロード関連業務を専門としているにも関わらず、広電総局が発給する「情報ネットワーク伝播視聴番組許可証」を取得しておらず、インターネット視聴番組サービスを提供する条件を備えていない。
これらの著作権侵害「ギリギリ」サイトが、閉鎖・停止処分を受けた後に、許可証の取得申請をして、サイトを再開する可能性については、「インターネット視聴番組サービス管理規定」における許可証の申請条件に基づき、問題のサイトが番組海賊版や低俗・卑猥番組の放映問題を解決しない限り、「情報ネットワーク伝播視聴番組許可証」の取得はあり得ず、サイトの再開もあり得ない。
「人民網日本語版」2009年12月15日 |