香港特別行政区漁業農業自然保護署のスポークスマンは10日、「先月26日に現地の養豚場で抽出された豚の鼻腔分泌物のサンプルから新型インフルエンザウィルスが検出された」と明らかにした。
また、新華社の報道によると、この養豚場は香港の元朗の錦田にあり、1200匹の豚が飼育されている。漁業農業自然保護署の最近の巡廻検査によると、養豚場の豚には発病の症状がなく、養豚場で働いている職員にもインフルの病状はないということだ。
予防措置として、ウィルスが検出された豚とその周りの100匹の豚を隔離し、より多くのサンプル抽出検査を行ったが、結果はいずれも陰性だったということだ。
「CRI」2009年12月11日 |