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救援活動  
中国救援隊、岩手の重被災地で野宿

 

中国国際救援隊は13日夜、東北・太平洋沖地震の被害が深刻な岩手県大船渡市に到着、中学校の校庭に野営テントを設営し、14日早朝からの救援活動に備えた。新華社のウェブサイト「新華網」が13日、伝えた。

海岸沿いに位置し、地震と津波という2重のダメージを受けた大船渡市は、今回の震災で最も被害が深刻な地域のひとつだ。

中国救援隊と主に行動した中国大使館の連絡担当員・石沢毅氏によると、救援隊は13日午後6時30分ごろ、岩手県花巻空港に到着した後、車で100キロメートル以上離れた大船渡市に向かったという。

石沢氏は、「大船渡市に入った後、救援隊はまず地元の消防署と打ち合わせ、被災者救援活動を行う場所と具体的な行動プランについて協議した。市内の中学校の校庭に野営の準備を整え、14日早朝からの救援活動に備えた」と話した。

中国救援隊のメンバーは、救援経験が豊かな15人。13日早朝、民用航空チャーター機で北京を出発し、同日午後、東京羽田空港に到着した。出迎えた伴野豊副外相は、救援隊の速やかな日本到着に歓迎の意を示し、「地震・津波被災地の状況はかなり悪く、救援隊の支援を深く感謝する」と述べた。

救援隊の尹光輝隊長は、「我々救援隊は、救援設備や救済物資を含む数トンの物資を携えてきた。隊員には、7人のレスキュー員と1人の医師が含まれている。生存者の救助、被災地への電力供給、通信など設備の確保面での協力が、我々の主要任務だ」と語った。

救援隊メンバーの一人、陳慶開隊員は「震災に国境はない。どの国家であれ、災害の被害を受けた場合、我々は援助の手を差し伸べる。地震によって津波が発生し、被災地の状況は複雑極まり、救助活動も難航すると予想される。しかし、救援隊員の多くはこれまでに、インドネシア、ハイチ、パキスタンなど各地に赴き、重大な救援活動に参加した経験がある。自らの能力を信じ、今回の救援任務もしっかりやり遂げたい」と決意を示した。

程永華・駐日本中国大使は13日、「日本で過去最大規模の地震が発生し、中国国民は自分のことのように感じている。中国国際救援隊の到着は、中日両国の友好のあかしだ。救援隊が重要な役割を果たし、任務を遂行するよう期待している」とコメントした。(編集KM)

「人民網日本語版」2011年3月14日

 

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