中国の程永華大使は12日午後、外務省で伴野豊副外相と会った。程大使は「昨日(11日)、日本の東北地方で強い地震が起き、多くの生命と財産が奪われたことに心を痛めている。温家宝総理は菅直人首相に、楊潔チ外交部長は松本剛明外相に、各々日本政府と日本国民への心からの見舞いの意を表すとともに、救援活動に必要な支援を提供する意向を表明した」と述べた。
程大使は「在日本中国大使館は今回の震災を重視し、24時間体制で中断なく緊急対応を続けている。すでに被災地に緊急作業チームを派遣し、中国国民の安全の確認に全力を挙げている。中国国民の安全を確保するために、日本側の迅速かつ効果的な助力を希望する」と表明した。
程大使はまた、大使館職員の自発的な震災義援金を手渡した。在日華僑・華人、中国系機関、留学生の代表からも震災義援金が渡された。
伴野副外相は中国側の心のこもった見舞いと義援金に感謝の意を表明。「中国政府・国民の友情を被災地の住民に送り届ける。中国国民の安全を確保するために、日本政府として全力で手助けをしたい」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2011年3月13日
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