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感染症対策の有効性が証明された「動的なゼロコロナ策」
  ·   2022-01-11  ·  ソース:北京週報
タグ: 新型コロナ;西安;政治
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各方面の一致した努力により、陝西省西安市で発生したこのたびの新型コロナウイルス感染症は、新規感染者数が明らかに減少し、コミュニティのスクリーニング検査で発見される感染者数も大幅に減った。その後見つかった新規確定患者は全て隔離中の濃厚接触者もしくは濃厚接触者との接触者であり、コミュニティでの流行はほぼ抑え込まれ、市中においておおむねゼロコロナを実現している。感染拡大を効果的に封じ込めたことは、西安における社会的コントロールの全面強化と最も厳格な予防・管理措置の実施という方向性および取り組みが正しいものであり、その効果が徐々に現れていることを十分に示している。

このたび西安で流行につながった新型コロナウイルスのデルタ変異株は感染力が強く、感染拡大のペースが速く、世代時間(ある患者が感染してから二次感染を起こすまでの時間)が短い。そのため、今回の流行は高いウイルス量、急速な感染拡大、水面下での広まり、強い感染力という特徴が見られた。加えて一部の感染ルートは明確になっておらず、予防と抑制が非常に困難だった。西安が封鎖式管理を実施したのは、一刻も早く感染経路を断ち、短期間で流行を収束させるためだった。

現在、中国は新型コロナ対策の常態化を推進している段階だが、状況は以前よりも複雑になっている。新型コロナの新規確定患者数は世界で依然増加しており、ウイルスは何度も変異を繰り返し、デルタ株が広く蔓延する一方、より感染力の強いオミクロン株が一部の国で主な流行株となり、中国が直面する「海外からの流入」リスクは引き続き強まっている。また、最近の中国国内での流行は感染の連鎖が多く生じており、限られた地域での散発的感染と小規模なクラスター感染が併存した特徴が見られ、「中国国内での感染リバウンドの防止」はなおも大きな困難に直面している。そのような背景の下、西安が感染拡大を効果的に封じ込められたのは、「海外からの流入を防ぎ、国内の感染リバウンドを防止する」という総合戦略と「動的なゼロコロナ策」という全体方針の正しさおよび有効性を再び証明した。

「動的なゼロコロナ策」とは「感染者ゼロ」ではなく、新型コロナ対策の常態化における早期発見、早期診断、早期隔離、早期治療、コミュニティ内での継続的な流行の断固とした防止を指す。国内症例が発生していない場合は高い警戒レベルを保ち、国内症例が発生したら適時見つけ出し、迅速に対処し、的確にコントロールし、効果的に治療を行う。「動的なゼロコロナ策」を堅持することで、感染症の発生と拡大をしっかりと抑制し、感染や発症、死亡者を最小限に抑え、医療リソースの不足による混乱を回避するだけでなく、感染症の流行範囲を最小限にとどめ、経済・社会に与える影響を減らすことができる。「動的なゼロコロナ策」は感染症の予防・抑制と経済・社会の発展のバランスを良好なものとし、最小のコストで最大の成果を上げ、人々の生命と健康、そして経済・社会の発展をしっかり守っていると言える。

「北京週報日本語版」2022年1月11日

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