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王毅部長の日韓訪問は米国を念頭に置いた外交活動? 外交部のコメント
  ·   2020-12-01  ·  ソース:人民網
タグ: 中日韓;中日関係;政治
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王毅国務委員兼外交部長(外相)による先日の日韓訪問を米国を念頭に置いた外交活動と解釈するメディアがあることについて、外交部(外務省)の華春瑩報道官は11月30日の定例記者会見で次のようにコメントした。

実際には、すでに王毅部長が訪問中に今回の訪問の成果について語っている。

訪日時、中日双方は5つの重要な共通認識と6つの具体的成果にいたった。これには、新しい時代の要請にふさわしい中日関係の構築を継続すること、両国間の必要な人的往来のための「ファストトラック」を始動すること、来年の適切な時期に次回の中日経済ハイレベル対話を開催すること、中日農水産物貿易協力メカニズムを構築すること、両国の防衛当局間の海空連絡メカニズムに直通電話を開通することが含まれ、また双方は共に東京五輪と北京冬季五輪という2つの盛大な行事の開催を互いに支持した。これは、中日関係が改善と発展の軌道に沿って引き続き安定的に邁進する後押しをするという双方の明確な意向の表れだ。

今年、中韓両国は新型コロナ対策協力の効果的実施において「4つの率先」を実現した。つまり、率先して二国間の共同対策メカニズムを構築すること、率先して感染拡大を効果的に抑え込むこと、率先して「ファストトラック」を構築すること、率先して経済活動再開協力を実施することだ。王毅部長の訪韓時、双方は中韓関係の発展推進や地域協力の深化について10の共通認識にいたり、「中韓関係未来発展委員会」を設立すること、中韓国交樹立30周年を契機に中韓関係の長期的発展の青写真を共に描くこと、北京冬季五輪と江原道冬季ユース五輪の開催を互いに支持すること、引き続き共同で朝鮮半島の平和と安定の維持に尽力し、朝鮮半島問題の政治的解決プロセスを推進することを決定した。新型コロナによる試練を経験した中韓関係は、より強固な基礎の上で前向きに発展するものと、我々は信じる。

国連には190余りの加盟国があり、いずれの国も独立自主だ。中日韓は隣国であり、隣国同士は多く交流し、意思を疎通するべきだ。実際には、中日韓は緊密な意思疎通と調整を維持し続けている。中国側は日韓側と共に努力して、今回の訪問の成果をしっかりと実行に移し、絶えず戦略的な意思疎通を増進し、実務協力を深め、中日関係、中韓関係の健全で安定した前向きな発展を推進することを望んでいる。(編集NA)

「人民網日本語版」2020年12月1日

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