全国政治協商会議第13期全国委員会第2回会議は9日午後、北京市の人民大会堂で第2回全体会議を開催した。14人の委員が出席し、経済建設と生態文明の建設について大会発言を行った。中国共産党中央政治局常務委員を務める全国政協の汪洋主席が会議に出席した。

会議では、楊偉民委員が、「目下、中国経済は全体として安定し、安定の中で変化があり、変化の中で懸念があり、経済は下ぶれ圧力に直面するが、中国経済の長期的な好転という基本的側面には変わりがない。中国共産党中央の強固な指導、市場主体のたゆまぬ革新（イノベーション）、億千万の国民の共同奮闘があれば、目の前の困難を克服し、前方に必ず光明を見いだすことができる」と述べた。

林毅夫委員は無党派層を代表して発言した際、「現在、世界は過去100年間にもみられなかったような大きな変化に直面しており、どのような変化にも『危機』と『機会』がともに存在し、適切に対処すれば中華民族の偉大な復興に重大なチャンスをもたらすことができる。最も重要なことは自分たちの仕事をしっかり行うこと、変化に対応する定力を維持すること、主な矛盾点をしっかりつかまえること、改革のブレークスルーポイントを正確に見つけること、中国経済が高い品質の発展を実現するよう推進し続けることだ」と述べた。（編集KS）

「人民網日本語版」2019年3月10日