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米朝首脳会談成功 良好な関係構築に期待
  ·   2018-06-13  ·  ソース:北京週報
タグ: 米朝首脳会談;朝鮮半島;政治
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米国のトランプ大統領と朝鮮の金正恩国務委員会委員長は12日にシンガポールで朝鮮半島の停戦以来初となる首脳会談を行い、共同声明に署名した。共同声明では、トランプ大統領は朝鮮に安全の保証を提供するとし、金正恩委員長は朝鮮半島の完全な非核化に対する揺るぎない約束を再確認した。             

トランプ大統領と金正恩委員長はメディアに対し会談のプロセスに満足していると表明した。 

米朝両国がこれまで互いにどのような敵意を示してきたとしても、この度の首脳会談では全く新しい可能性が強調された。それは朝鮮が平和的に核を放棄し、米国が朝鮮の大きな配慮に満足し、朝鮮半島が恒久的平和を実現する方向へと前進するということだ。 

朝鮮核危機およびそれに関連する朝鮮半島の膠着状態は過去数年間東北アジア全体をひどく引っ掻き回し、世界に混乱を与えた。振り返って見ると、中国が果たした役割は地域全体と国際社会に恥じるところがなく、一貫して朝鮮半島問題の平和的解決に尽力し、国連の枠組みを支持し、そして各方面で誰よりも根気強く橋渡しとなり、米朝の歩み寄りを推し進めた。 

この過程で中国は多方面から多くの誤解を受けたが、中国政府は言い争うことなく、終始大局を重視した。中国は朝鮮半島情勢が最大の困難を迎えている際に手助けする安定器となり、また転換をもたらすことを促進した。かつて様々な方法で中国の建設的な役割に疑問を呈した人々やパワーは過去を振り返り改めて考え直すべきだ。  

朝鮮半島非核化のプロセスを最後まで推進するには、絶え間なく原動力を与え続ける必要がある。その中でも朝鮮の積極性を奨励することは極めて重要だ。米国政府は朝鮮に対して疑念を抱き続けてきたが、今年に入ってから朝鮮の態度は総じて安定しており、さらに米朝首脳会談の前には「米国の人質」を釈放し核実験場の廃棄を行った。現在は朝鮮に対する制裁を適切に軽減することを考慮する時であり、朝鮮に国連安全保障理事会の決議に沿って進む限り、見返りは得られるのだというシグナルを発するべきなのだ。 

朝鮮が核放棄を完了して初めて支援を行うという米国政府の考えは調整が必要だ。米国は東方哲学の知恵を借りるべきであり、今後適時朝鮮と良好な交流を展開し敵意をむき出しにしなければ、より良い成果を収めるだろう。 

朝鮮半島の非核化と恒久的平和の実現はあらゆる方面に利がある。そのため各方面は国内政治の些細なもめごとまたは地政学の歪んだ考えを持ち込まず、共に朝鮮半島非核化のプロセスを最後まで手助けするべきだ。 

「北京週報日本語版」2018年6月13日

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