李克強総理は現地時間8日夜、日本の安倍晋三首相の招待を受けて同国を公式訪問し、第7回中日韓サミットに出席するため東京の羽田空港に特別機で到着した。

李総理は「現在の情勢の下、中日韓は世界の主要エコノミー及び地域の重要国として、経済グローバル化の維持と貿易と投資の自由化及び円滑化、地域統合プロセスのリード、地域の平和と安定の維持に対して重要な責任を負っている。2年半ぶりに再開される今回の中日韓サミットで3カ国が相互信頼を増進し、共に協力を図り、地域の発展・繁栄と平和・安定に力を捧げることを期待する」と表明。

また、李総理は「現在の中日関係改善の勢いは得がたく、一層大切にすべきだ。中日平和友好条約締結から今年でちょうど40年であり、両国関係は改善と発展の重要なチャンスを迎えている。今回の訪問を通じて日本側と共に条約の精神を新たにし、歴史を鑑として未来に向かい、中日間の4つの基本文書の確立した原則を基礎に、共に努力して、同じ方向に向かい、中日関係が正常な軌道に戻り、長期安定的に発展する後押しをすることを希望する」とした。（編集NA）

「人民網日本語版」2018年5月9日