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崔大使 中米関係の現実に最も近いのは「パートナー」関係
  ·   2018-01-26
タグ: 中米関係;朝鮮半島;政治
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1月23日、崔天凱駐米国中国大使は米紙「USAトゥデイ」編集委員会と座談会を行うとともに、同紙のスタンバーグ社説主筆のテレビインタビューに応じ、中米関係、中国経済、朝鮮の核問題などについて質問に答えた。人民網が伝えた。

【スタンバーグ主筆】トランプ政権の誕生から1年間の中米関係の発展状況をどうみるか。

【崔大使】双方の共同の努力の下で、この1年間の中米関係は全体的な安定を維持するとともに重要な発展を遂げた。中米トップの交流は密接で、両国首脳は3回会談し、良好な作業関係を構築し、二国間関係の安定した発展のために重要な指導的役割を発揮した。これと同時に、中米は4つのハイレベル対話メカニズムを構築し、それぞれに第1回目の対話を行い、良好な効果を上げた。このほかティラーソン国務長官をはじめとする米内閣の多数のメンバーが中国を訪問し、両国は作業レベルでも密接なコミュニケーションと協力を維持しており、こうした状況が続くことを願う。もちろん、中米間にはあれこれの問題が確かに存在し、問題は常にあったが、両国関係は今まさしく問題解決の過程の中で絶えず発展を遂げているところでもあり、今後もそのようであることを確信する。今や世界は重要な変革を経験しているところで、単独であらゆるグローバル問題を解決できる国は1つとして存在せず、各国は、特に中米のような大国は協力を強化する必要がある。私たちは中米がよりよく協力を展開できることを期待する。

【スタンバーグ主筆】「パートナー」、「競争相手」、「ライバル」、「敵」のどの言葉によって中米関係を定義するか。

【崔大使】「パートナー」関係が中米関係の現実に最も近い。「パートナー」関係は共通の利益に対する認識に基づくものであり、中米には多くの共通利益があり、双方は互恵・協力を展開することを通じて利益を獲得することが可能だ。中国は米国と長期的で安定した良好な関係を築きたいと心から願っている。

【スタンバーグ主筆】中国は世界の覇権を求めているか。

【崔大使】過去数十年間、中国はいわゆる「台頭」の過程にあり、多くの米国人が急速に台頭する中国に対して一種の「パニック状態」に陥った。だが中国の文化や発展目標をより多く、よりよく理解した後に気づくのは、中国はどこかの国が真に世界を支配できるとは考えていないこと、世界の主導権を追求する意思はないし追求したこともないということだ。私たちは国際社会のすべてのメンバーが協力を強化することを主張するし、私たちの目標は人類運命共同体を構築することだ。中国共産党第19回全国代表大会は中国の今後数十年間の発展に向けた計画を打ち出し、大会の報告のほとんどの内容は中国自身の発展に関わりがあるもので、現代化をどのように実現するかが含まれていた。もちろん、中国も孤立した中で発展することはできず、私たちの発展にはより繁栄し、より安定した国際環境が必要だ。中国の発展にともない、国際社会も中国がより多くの国際的責任を果たすことを期待するようになった。これらを踏まえて、中国の自国に対する位置づけは非常に明確だ。私たちの優先的目標はやはり自分たちの国家ガバナンスをよりよく行うにはどうすればよいか、人々の素晴らしい生活へのあこがれをよりよく満足させるにはどうすればよいかということにあり、それはどの国もまず自国の問題をしっかりと解決する必要があるからだ。これと同時に、私たちは国際社会との連携をさらに強化し、国際社会により大きく寄与しようと考えている。

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