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中米外交・安保対話が初開催 中国は朝鮮半島非核化を堅持
  ·   2017-06-23  ·  ソース:
タグ: 中米関係;朝鮮半島核問題;政治
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楊潔チ国務委員と米国のティラーソン国務長官、マティス国防長官は現地時間21日にワシントンで初の中米外交・安全保障対話を行い、房峰輝・連合参謀部参謀長(中央軍事委員会委員)らが出席した。

楊国務委員は「習近平国家主席とトランプ大統領によるマールアラーゴでの会談の成功は、新時代の中米関係の方向を指し示し、計画を立てた。両国元首の共通認識に先導され、最近両国関係は新しい前向きな進展を得た。双方は中米関係発展の大きな方向をしっかりと把握し、一層の前向きな進展を推し進める必要がある」と指摘した。

双方は、引き続き両国元首の重要な共通認識に照らして、互恵協力分野の拡大に努め、相互尊重を基礎に溝を管理・コントロールし、中米関係の長期に渡る健全で安定した発展を推し進めると表明。上層部の緊密な交流は大変重要であり、共同の努力を経て、7月のG20ハンブルクサミットでの中米首脳会談は前向きな成果を挙げ、習主席の招待を受けたトランプ大統領の年内の公式訪中も成功を収めると信じるとの認識を示した。双方は包括的経済、法執行及びサイバーセキュリティ、社会・人・文化という他の3つのハイレベル対話制度の初会合を年内に成功させることを期待するとした。

中国側は「中国は平和的発展路線を堅持し、協力・ウィンウィンを核心とする新型の国際関係の構築に努力し、人類運命共同体を築く。双方は互いの政治制度と発展路線を尊重し、互いの主権と領土の一体性及び発展上の利益を尊重し、中米関係の健全で安定した前向きな発展を確保する必要がある」と指摘。

米側は「中国が急速な発展を続けていることを認識しており、中国を抑え込む、または弱めるいかなる意図もない。中国と協力を強化し、長期にわたる建設的関係を発展させたい。双方は対話と協力を強化して、アジア太平洋地域の平和・安定・繁栄促進に努力するべきだ」と表明した。  

中国側は台湾問題、チベット問題における原則的立場、及び米側が約束を順守し、こうした問題を適切に扱うことの重要性を強調。米側は「米国政府は『一つの中国』政策を堅持する。チベットが中国の一部であることを承認し、中国を分裂させる活動は支持しない」と表明した。

朝鮮半島核問題に関して、中国側は朝鮮半島の非核化、平和・安定維持、協議と交渉を通じた問題解決を堅持する立場を重ねて表明。「各国は安保理決議を全面的かつ厳格に履行すると同時に、対話・交渉の早期再開を後押しするべきだ。中国側の打ち出した『デュアル・トラック』アプローチと『相互停止』提案は国際社会の広範な理解と支持を得た。関係各国は受け入れを積極的に検討し、朝鮮半島核問題を対話と交渉の道へ戻すべく共に後押しするべきだ」とした。また、米国による「THAAD」の韓国配備への反対を重ねて表明し、配備の停止と撤回を要求した。

南中国海問題に関して、中国側は「中国は南沙(英語名スプラトリー)諸島及びその周辺海域に対して争う余地のない主権を有しており、自らの領土主権と海洋権益を守る措置を講じる権利がある。同時に、中国側は直接関係する当事国との交渉・協議を通じた争いの平和的解決に終始尽力している。米側は領有権争いにおいて特定の立場を取らないとの約束を順守し、中国の主権と安全上の利益を尊重し、平和的交渉による争いの解決に向けた域内国の努力を尊重し、地域の平和・安定維持に建設的役割を発揮するべきだ」と強調した。

双方は初の中米外交・安保対話について、建設的で成果に富むものだったとの認識を示し、引き続きこの対話を活用して、たゆまず相互信頼を強化し、共通認識を拡大し、協力を促進し、溝を管理・コントロールして、中米関係の一層の発展の推進に積極的な役割を果たすようにすることで同意した。(編集NA)

「人民網日本語版」2017年6月23日

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