『東京裁判―世界平和のために』の世界刊行・著作権輸出調印式が17日、ルーマニアの首都ブカレストで行われた。同日のブカレスト市内のブックフェアで、上海交通大学出版社がルーマニアの出版社と著作権輸出合意に調印した。人民日報が伝えた。

今年は中国・中東欧諸国人的・文化的交流年。同ブックフェアはルーマニア最大規模の国際ブックフェアだ。中国はブックフェアの主賓国となっている。刊行式では両国の学術界、出版界の人々が『東京裁判―世界平和のために』について、基調が鮮明で、内容が詳しく、読みやすく、普及の意義を持つ大衆図書だとの認識で一致した。同書の中国語版の世界刊行と英語版の著作権輸出は、国際学術界が東京裁判を深く研究するうえで重要な意義を持つ。（編集NA）

「人民網日本語版」2016年11月18日