「リムパック2016」演習の海上実施段階は最終段階に近づいている。中国新聞社が伝えた。

演習に参加した南海艦隊某駆逐艦支隊の汪暁勇副支隊長は「中国側参加艦艇の1つとして、中国海軍の『衡水』は海上演習期間に中国海軍のいかなる試練にも耐えうる戦闘技能と熟達した完璧な専門的素養を示した」と述べた。

「衡水」は30日までに主砲対海射撃、艦艇・航空機合同封鎖、航行補給、艦艇複数阻止・臨船、離艦他艦支援、対テロ・海賊対処、海上転落人員救助、編隊航空撮影など10余りの訓練を行なった。

この間の「衡水」について汪氏は「まず、主砲射撃訓練で際立っていた。『衡水』の主砲射撃は精確で、訓練を順調に行ない、他国海軍との競技でも全く見劣りせず、その専門的パフォーマンスは外国軍から称賛された。次に、『衡水』は演習計画を深く研究し、訓練の意図に対して透徹した理解があり、訓練の組織方法と手順に速やかに適応でき、各訓練を真剣に準備し、順調に実施した」と述べた。

汪氏は「演習参加過程で、『衡水』は外国軍の艦艇と緊密に協同し、効率的に連携し、各訓練を十分に準備し、スムーズに実施し、中国海軍のいかなる試練にも耐えうる戦闘技能と熟達した完璧な専門的素養を示し、他国海軍と共同で非従来型の安全保障上の脅威に対処する能力を有効に高めた」と述べた。

中国海軍の参加艦艇は3日にハワイの真珠湾に戻る。リムパック2016の閉幕式は4日に行なわれる。（編集NA）

「人民網日本語版」2016年8月1日