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上海協力機構――欧州・アジア安定の重要要素
  ·   2016-06-22
タグ: 平和共存五原則;上海協力機構;政治
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習近平主席は今回の外遊中、タシケントで行われる上海協力機構加盟国サミットに出席する。今年は上海協力機構成立15周年。6月23日から24日にかけて、上海協力機構加盟国元首理事会会議、つまり上海協力機構加盟国サミットがウズベキスタンの首都タシケントで行われる。会議に出席する首脳らは上海協力機構15年来の発展過程を総括し、上海協力機構の未来と発展に関する重要問題を討論する予定だ。

上海協力機構は成立以来、加盟国協力の強化、地域の安全と安定の保証、加盟国の人的・文化的交流の拡大などの面で全世界に注目される成果を上げてきた。政治面では、地域の独立国家建設過程における平和な外部環境を保証し、加盟国間の政治相互信頼を促進した。現在、中国は全加盟国と戦略的パートナーシップを結んでいる。経済面では、加盟国、特に中国と加盟国間の経済貿易と実務協力が急速に発展し、中国は各加盟国の最も重要な貿易相手となった。この20年余りで、中国と中央アジア諸国との貿易額は数十倍、ひいては百倍以上にまで成長した。人的・文化的協力の分野では、加盟国は多様な文明を尊重する「上海精神」の指導の下で、教育、文化、科学技術といった分野の協力が絶えず拡大し、国民間の相互理解と友好を力強く促進した。特に指摘すべきは安全保障分野の協力で、その成果は世界に注目されたと言える。中央アジア地域は様々な不安定要素が集中しており、テロリズムや分裂主義、過激派が横行し、麻薬の密輸がひどく蔓延している。まさに上海協力機構加盟国の緊密な協力が、こうした不安定要素を効果的に抑制した。

上海協力機構の成果は同機構の魅力を高め、加盟を望む国がますます多くなっている。現在、上海協力機構には、加盟国6カ国、オブザーバー国6カ国、対話パートナー国6カ国が参加している。2015年にロシアのウファ市で行われた上海協力機構サミットでは、オブザーバー国のインドとパキスタンの加盟手続きがスタートした。これは上海協力機構が加盟国拡大を図り始めたことを示すと同時に、国際関係の重要な参与者としての上海協力機構の役割が絶えず拡大していることも示している。

今年のタシケント・サミットで、加盟国首脳は「上海協力機構の2025年までの発展戦略」を採択する予定だ。上海協力機構が実務協力発展の新時代を迎えることが期待できる。

上海協力機構の15年にわたる発展過程は、対抗思考を捨て、平和共存五原則に基づいて国家間関係と地域・国際関係を処理することが、世界の平和を守り、各国の公平な国際・地域関係処理を保証する唯一の正しいアプローチであることを改めて証明した。タシケント・サミットでは「上海協力機構成立15周年タシケント宣言」が採択される予定だ。「上海精神」をガイドラインとする上海協力機構はすでに欧州・アジア地域の安定と発展にとって最重要要素となっている。

「北京週報日本語版」2016年6月22日

上海協力機構――欧州・アジア安定の重要要素--pekinshuho
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