唐門彩扎とは重慶市の無形文化遺産であり、重慶偏岩古鎮の豊かな歴史文化の秘蘊が潜む。技術や書画が全体に刻まれ、種類も多種多様だ。その昔古鎮の人々が集まる時、唐門彩扎の龍や獅子のまるで生きているような造形で、そのパフォーマンスはとても人気があったという。唐門彩扎の技術は清代まで遡ることができる。作品は竹籤で骨組みを作成し、紙を貼り彩色し装飾を施して完成するが、全ての工程は必ず手作業で行われなければならない。伝統的な龍や獅子といった形の他には、唐門彩扎の伝承者、唐乾太さんが言うには「天を飛ぶまたは水を泳ぐもの全てを造り出すことができる」とのこと。(新華社発 写真は全て秦廷富さんが撮影)
紙を貼った龍の尾に彩色を施す唐門彩扎の伝承者、唐乾太さん。