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中国、青年の2020年満足度チェック 1位「健康」2位「家族との関係」
  ·   2021-01-08  ·  ソース:人民網
タグ: 青年;若者;社会
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2020年は新型コロナウイルス感染症の突然の襲来を受け、人々は勉強や仕事、生活などの面で、大きな変化と試練を経験した。しかし、多くの若者は、たいへんな年となったその1年の間に、それまでには得ることができなかった収穫を得て、成長することができたようだ。中国青年報が報じた。

中国青年報社社会調査センターがこのほど、問巻網(wenjuan.com)と共同で、18歳から35歳までの青年1512人を対象に実施した調査によると、2020年、青年が最も満足を感じたのは、「健康」と「家族との関係」に対してだった。2020年の経験を通して、回答者の61.1%が「『食べ物があれば、パニックにはならない』という言葉の意味を悟り、貯金と適度な消費を重視するようになった」、57.0%が「家族をもっと思いやり、短気になってはいけないと悟った」と答えた。

2020年の目標達成度 過半数が「80点」以上

北京のある事業機関に勤める魏揚さん(34、仮名)は、太り気味で、ここ2年の健康診断では、高血圧、高脂血症と指摘されていた。そんな彼は、新型コロナウイルス感染が拡大した2020年、体を鍛えて、免疫力を上げる決意をした。そして、半年間、毎日1時間運動し、これまですでに10キロ以上痩せて、昨年末の健康診断は、満足できる結果だったという。

この一年、人々は自分のどんな面に満足したのだろうか?調査では、1位が「健康(58.3%)」、2位が家族との関係(47.2%)だった。その他は、恋愛(44.4%)、仕事の業績(42.1%)、親孝行(30.4%)、所得水準(28.9%)、学習・キャリアアップ(22.9%)などだった。

金融業界で働く余紀量さん(仮名)は、就職して7年になり、自分のチームを持つようになっている。そんな余さんは、「昨年、僕のチームは大きな提携案件を手にした。自分のキャリアにしっかりと刻めるものができ、申し分のない成果を出すことができた」とし、2020年は「80点」の年と充実感を漂わせた。

「今年は若者にとって異性と知り合うのはより難しく、彼女などできないと思っていた。でも思いがけず彼女ができた」と話す王暁波さん(24)によると、彼女と出会ったのはオフィスビルの喫茶店。順調な交際を経て、今年には婚約する予定という。「本当に幸運だと心から感じる。人生で一番重要なことが実質的な進展を得ているので、僕にとって2020年は『100点』の年だった」と振り返る。

2020年の目標達成度について、100点満点で点を付けてもらったところ、平均74点だった。80点以上を付けた回答者の割合は56.1%だった。

61.1%が「貯金と適度な消費を重視するようになった」

王さんは、「以前は何も考えることなくお金を使っていた。でも今は、節約を心掛けるようになった。以前はもらった給料は全部使っていた。今は多くないものの貯金ができた。その額が増えていくのを見て、達成感を感じている」と話す。

2020年を経験した人々はどんな変化を感じているのだろう?統計によると、回答者の61.1%が「『食べ物があれば、パニックにはならない』という言葉の意味を悟り、貯金と適度な消費を重視するようになった」と答えた。また、2021年の計画について、29.9%が「資産運用能力を高めたい」とした。

湖南省出身の女性・何智慧さん(仮名)は一人っ子で、今は河北省の大学に通う大学2年生。2020年は、自宅で授業を受けることになったため、両親と数ヶ月一緒に過ごし、両親のことをもっと理解し、思いやれるようになったという。何さんは、「以前は小さな事で親に文句を言い、私のことを分かってくれていないと責めていた。でも、今は、親の観点から問題を見ることができるようになった。親に『成長した』と言われ、とてもうれしい」と話す。

湖北省武漢市出身の張蓉(仮名)さんは、新型コロナウイルス感染拡大を経験し、「どんな困難に直面したとしても、よりポジティブに、寛容な目で物事を見る気持ちが必要で、1日1日を楽しんで過ごさなければと思うようになった」と、広い心が持てるようになったことを話す。

回答者の57.0%は、「家族をもっと思いやり、、短気になってはいけないと悟った」、54.8%は「ポジティブで落ち着いた気持ちを重視し、おじけづいたり、あれこれ気をもんだりしてはいけないと思うようになった」、48.8%が「健康を重視するようになり、口だけで『健康が一番』と言っていてはいけないと思うようになった」、36.0%が「仕事と生活、休息のバランスを重視するようになった」、29.7%が「心を大らかに保ち、自ら憂いを招かないようにしなければならないと思うようになった」と答えた。(編集KN)

「人民網日本語版」2021年1月8日

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