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広西チワン族自治区乍洞村 貧困脱却の難関攻略の現場をゆく②
本誌記者・植野友和  ·   2020-09-01  ·  ソース:北京週報
タグ: 貧困脱却;広西;社会
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乍洞村のスイカ畑で収穫作業後に談笑をする謝万挙第一書記(写真右)と本誌記者(写真・本誌李凱至記者)

取材2日目、私たちは広西壮(チワン)族自治区河池市宜州区乍洞村のスイカ畑を訪問し、村民たちと一緒に収穫から運送、販売までを体験した。スイカといえば日本では夏の風物詩だが、中国の人々のスイカ好きは日本人をしのぐほどだ。街のスーパーなどに行くと大小さまざまなスイカが売られているが、こちらの村で栽培しているのは小玉のスイカで、とりわけ無農薬にこだわっているのだという。

広西チワン族自治区河池市宜州区乍洞村のスイカ畑(写真・本誌李凱至記者)

小玉のスイカは一見軽そうに思えるが持ち上げてみるとずっしりと重く、炎天下での収穫はなかなか骨の折れる仕事だった。しかし、自分よりもずっと年上の村民たちは、暑さをものともせず元気に働いている。村が貧困状態から抜け出しつつあるのは、このような村民たちの日々の努力の結果なのだと改めて感じた。

村の幹部の方に話を聞くと、乍洞村で作っている小玉のスイカは1人でも食べ切れるサイズで味も良いのが特徴なのだという。また中国では近年、無農薬の果物に対するニーズが高まっているため売れ行きの方も好調で、乍洞村のスイカ栽培は貧困脱却を進める上で大きな力になっているとのことだった。

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