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「北京大卒の秀才」が豚肉売って年商18億 「学問」は有用?それとも無用?
  ·   2019-11-20  ·  ソース:人民網
タグ: 教育;職業;社会
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陸さんは大学卒業後、何年もの間、同窓会には参加せず、同級生と連絡を取り合うこともなかったという。なぜなら彼は「豚肉を売る仕事」は誇れるような職業とは思えず、また引け目に感じていたからだ。2013年に北京大から招かれて講演した際には、「私は母校の顔に泥を塗った。私は反面教師としての教材だ」と述べた。

「あの当時は、ひたすら母校に顔向けができないと感じていた。だが大学教育を受けたことは、一生影響を及ぼす。豚肉を売っていた当時、私は重さをごまかして売ることなど決してしなかったし、品質の悪い肉は決して仕入れなかった。こうして次第に評判が高まり始め、最高で1店舗1日あたり豚十数頭分を売ったこともあった。これは教育が私に誠実さや信用を重んじた経営と人となりの大切さをより理解させたと言えるだろう。学問をすることで運命を必ずしも変えられるとは言わないが、その考え方を変えることはできる。考え方が変われば、その視野は広がり、ハイレベルな思考は他人とは異なるビジョンを抱かせ、それにより競争できる資本を手に入れることにもなる。そしてそれがもしかしたら運命を変える一つの道になるかもしれない」とした。

「もし北京大学で学ばなかったとしても、きっと豚肉もそこそこ売れて、何店舗か支店を出して、衣食住に困らず一生暮らしていけただろう。だが、今は業界をリードするブランドを作ることを目指しており、資本を上手く運用させようとしている。この業界に足を踏み入れた以上、この業界でしっかりやっていきたい。これこそ北京大学の精神だと言える。北京大は、私にオープンな環境を与え、私に様々なジャンルの本を読むよう導き、さまざまな視点による講座を受講することを叶えてくれた。起業を成功させるには、こうした立体的な知識の組立てが必要となる」とした。

〇彼の経た道 

1985年、当時20歳だった農村出身の陸歩軒さんは、陝西省西安市長安区の全国大学統一入試の文系でトップという極めて優秀な成績を収め、北京大学中国語学部に入学した。4年間の大学生活を終え、彼は故郷の西安に戻り、破産寸前の長安県にあるディーゼル・エンジン部品工に配属された。だが、彼は1日も出勤することなく離職。その後、約10年間、内装や金の採掘、小さな店を開くといった仕事を転々とした。当時、生活は困窮し、借金は増えていくばかりだった。娘の誕生をきっかけに、彼は将来について改めて考えるようになった。

1999年、窮地に陥った陸さんは、豚肉を取り扱う肉屋を始めた。

陸さんが北京大学を卒業したことを知る人などいなかったため、他人には自分は学の無い人間だと言っていた。他の肉屋と彼が唯一異なるのは、彼がかけていた牛乳瓶の底のような厚い眼鏡。そこで陸さんは自分の肉屋に「眼鏡肉店」と名前を付けた。

2003年、陸さんが西安の街頭で肉を販売していることがメディアで取り上げられ、人々は彼のことを「北京大肉屋」と呼ぶようになった。翌2004年、陸さんは西安市長安区地方志弁公室で働き始めた。

2008年5月、陸さんは広東省広州で同じ北京大学出身者で「肉屋」である陳生さんと知り合った。

その後数年間、先輩である陳生さんは、繰り返し陸さんに広州で一緒に仕事をしようと誘った。陸さんは熟考を重ねた結果、ついに辞職することを決めた。2016年8月、陸さんは地方志弁公室の仕事を辞めて広州に移り住み、オンラインで豚肉販売業をスタートさせた。

西安の仕事を辞職した陸さんは広東壹号食品股フン有限公司(フンはにんべんに分)に副董事長として入社。同社の主力ブランドである「壹号土猪」は陸さんの先輩である陳生さんが立ち上げたブランドだった。そして同社の経営に早い時期から深くかかわったこともあり、陸さんは後に共同創始者となった。

陸さんは、「会社は現在約1万人の従業員を抱え、主力ブランドは全国20以上の主要都市に展開している。さらに、現在開拓に大いに力を入れているコミュニティ向けの生鮮食品店とチェーン店は、計2千店舗以上となっており、その年商は18億元に上る。以前と違うのは、今はまさに名実ともに豚肉を売ってビジネスをしていると言えるし、むしろこの仕事を恥じるところか、誇りにさえ感じている」とした。

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