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支付宝が南アフリカの商店1万店に導入
  ·   2017-09-05  ·  ソース:
タグ: 支付宝;南アフリカ;社会
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近年、BRICS各国間の経済・貿易協力の交流は政府と企業レベルにとどまらず、日に日に一般民衆の衣食住や交通手段の中に溶け込んできている。多くの中国人にとっては当たり前の生活スタイルは、その他BRICS各国でも体験できるようになっている。 

現地時間8月30日、螞蟻金融服務集団(アント・ファイナンシャル)は南アフリカ共和国で、傘下の支付宝(アリペイ)のサービスを南アフリカ内の商店1万店に導入し、南アフリカを旅行する中国の支付宝ユーザーに決済サービスを提供すると発表した。これにより、南アフリカはアフリカにおいて実店舗で中国のモバイル決済方式を導入した初めての国となった。

支付宝の南アフリカの商店への導入は、提携パートナーである決済企業Zapperを通して行われる。Zapperは南アフリカで大人気の決済方法だ。 

今年に入り支付宝の南アフリカでの動きは活発だ。2017年6月27日に支付宝は南アフリカに進出すると発表し、アフリカで現地提携パートナーと共にモバイル決済サービスを展開する。導入サービスの第1弾は南アフリカの有名観光バス「hop-on hop-off bus」だ。「hop-on hop-off bus」はヨハネスブルグやケープタウンなどの観光スポットを巡り、観光客にとっては重要な旅の交通手段だ。

支付宝のヨーロッパ、中東、アフリカ地区の責任者・劉宇さんは次のように語った。「Zapperとの提携後、中国人は南アフリカのZapper加盟店でお馴染みの支付宝による決済が可能になり、海外での支払いがより便利になります。また支付宝の導入によって、南アフリカの商店もより多くの中国人観光客を引きつけることができます」。 

BRICSの一員である南アフリカは今まで様々な分野において中国との協力関係を強めており、観光業もその一つだ。中国市場に対し「南アフリカへ行けば、最高の体験ができる」という観光プロジェクトを打ち出した他に、ビザに関する新制度を実施。BRICS各国の外交・公用パスポート所持者が南アフリカを訪問した際にはアライバルビザの発行を許可し、また中国の上海市、広州市、瀋陽市、成都市などにビザセンターを開設した。2016年1月から、中国人観光客が南アフリカを経由して隣国6カ国へ行く場合にはトランジットビザが免除されている。統計によると、2016年上半期に南アフリカを訪れた中国人観光客数は前年同期比58.3%増加した。 

「北京週報日本語版」2017年9月5日

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