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話題の新職業「遛娃師」、月給1万元超
  ·   2017-04-26  ·  ソース:
タグ: 子供;職業;社会
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フレッシュでワクワク感にあふれ、楽しませながら子供を教育することは、「80後(1980年代生まれ)」の親にとって、消費の注目ポイントとなっている。また、多数の関連企業にとって「ドル箱」となっていると同時に、より多くの資金調達を実現させている。子供を遊ばせるには、相応の「技術」が必要だ。どこで遊ばせるのか?どんな遊びをさせるのか?若い親の知力・体力が試され、多くの親子活動関連企業も着目している。多くの企業にとって「ドル箱」となり得る、「遛娃師」という子どもを遊ばせる職業が時流に乗って誕生した。銭江晩報が伝えた。

〇子どもを遊ばせるのはとても高額! 年間で1万元以上の出費に

子供がいる家庭では、必ず子供と一緒に遊んであげている。週末が来ると、団地、公園、商業施設、遊園地の至るところで、楽しそうにはしゃぎ回る子供の姿がある。子供を楽しませるためには、ただ単に「歩き回る」だけでは不十分だ。食事・娯楽・ショッピングが必ず伴うため、親はかなりの出費を覚悟しなければならない。

瀋陽に住む成さんは、ソフトウェア企業で技術チーフを務めている。平日は残業が多いため、子供と遊べるのは日曜日に限られている。成さんはこの週末、娘を連れて大型商業施設内の遊園地にやって来た。ある週末の日には、娘と遊ぶために1回で1千元(1元は約16円)以上費やしたことがあるという。「家にいるのが最も経済的だ。しかし、一日休みがあるときは、子供を遊びに連れて行かないわけにはいかない」と話す成さんが試算したところでは、1年間に52回の週末があり、その半分の25回子供と外出した場合、1回あたりの出費額を600元とすれば、1年で1万5千元が必要な計算になる。

武漢で実施された調査によると、「子供を遊びに連れて行くと、1回で100元から500元支出する」と答えた親は全体の65.12%に上った。また、シンクタンク「易観智庫」の研究報告によると、2015年、親子産業の市場規模は総額2兆元を突破、2018年には3兆元を上回る見込みという。

〇新職業「遛娃師」登場 子供と遊んで月給1万元超

「子供を遊ばせる」ということに対する需要が高まるにつれ、巨大な潜在力を備えた「遛娃師産業」への投資熱もますます上昇している。国内の著名な親子イベントのプラットフォーム「麦淘親子」はこのほど、7千万元もの巨額のBラウンドの融資獲得に成功したと発表した。また、昨年8月、「親子が集い、遊ぶ」をテーマとしたインタラクティブ・コミュニティクラブ「遛娃団」も、湖南大三湘茶油股フン有限公司(フンはにんべんに分)の投資による150万元の種子ラウンド融資を獲得した。

「遛娃師」なる新職業も、このような気運に乗じて誕生した。市場ニーズの増加に伴い、「遛娃師」産業の将来性は極めて大きく、遛娃師の収入も侮れない。子供に付き添い一緒に遊ぶだけで、1ヶ月約1万元の収入を手にすることができるという。

「遛娃師」とは、実は、親子イベントを行うチームを率いるリーダーであり、子供たちの遊びを企画・実行することが主な仕事だ。流行の娯楽番組を参考にして、子供たちに合ったレベルのゲームを企画する。指導・激励しながら付き添うことで、子供たちがゲームの課題をクリアできるよう導き、子供たちがチームで一致団結・協力する能力やコミュニケーション能力を鍛える。

「遛娃師」の多くは、幼児教育やスポーツの専門家であり、ある程度の医療・看護知識を備えた若者たちだ。

「遛娃師」は、人気上昇中の新しい職業だが、実は、従来の幼児教育訓練士との間に本質的な区別はない。最も大きな違いといえば、「遛娃師」が、子供たちと一緒にさまざまな遊びを行う場所の多くが公園や広場といった野外であり、子供たちをリードして、さまざまなゲームの課題をクリアさせるという点だ。つまり、「遛娃師」は「野外での能力育成イベント」に従事する人々だといえる。

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