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自律性に富んだ人は長寿に 自律性を鍛える効果的な方法とは?
  ·   2017-04-25  ·  ソース:
タグ: 健康;生活習慣;社会
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「早く寝なければいけないと分かっているが、ついつい夜遅くまでドラマを見てしまう」、「飲みすぎは肝臓に悪いと分かっているが、お酒の誘いを断れない」、「健康にいいと分かっているが、全く運動しようとしない」。このように、多くの人が生活の中で健康に対して意識しているものの、それを実行する意志が欠けている。一言で言うなら、「自己管理ができない」ということに尽きる。英ロンドン大学の最新研究によると、自己管理をするための自律性に富んだ人はそうでない人よりも健康であるという。生命時報が伝えた。

米学術誌「米国科学アカデミー紀要」で発表されたこの研究によると、自律性に富んだ高齢者は血液中のコレステロールやC反応性蛋白(炎症反応が起きているときに血中に現れるタンパク質)の数値が低く、ウエストが細く、代謝性疾患や心血管疾患の発病率が低く、社交性の面でもそうでない人を上回っているという。米カリフォルニア大学の研究でも、自律性に富んだ人はアルコールなどの誘惑に抵抗することが可能で、生活習慣がルーズな人よりも寿命が4年長いとしている。

中国科学院心理研究所の研究員である張侃氏は、「自律性とは、各人の自我や環境などの状態によって、自分に最も適した生活スタイルを選択すること。また、自分の欲望を抑えたり、身体的・精神的な楽しみを得ること」と語った。また、米国のコラムニストであるスティーブ氏は、「『毎日同じ時間に起きているか?』、『家は片付いているか?』、『自分の健康を考えて食べるものを選んでいるか?』というような質問を頭に思い浮かべ、これらの答えで『はい』が多ければ多いほど自律性に富んでいるといえる」との見方を示した。

自律性を鍛える4つの方法

米国の心理学者のパーカー氏は、健康的な習慣を身につけるための自律性を鍛える方法として、以下の4つの方法を挙げている。

1.具体的な目標の設定。例えば、体を鍛えようとする場合、その具体的な目標を立てる必要がある。▽早寝早起き(午後10時に就寝し、午前6時に起床)をして体を鍛える▽寝る前(午後9時から10時)にヨガを練習する▽1時間ごとに席を立って運動するというような目標を立てるといった具合だ。

2.毎日自分に対し目標達成させるように促す。その方法は、▽目標を設定するときにまず自分に、「どんな困難が生じても、その目標を続けることができるか?」と問いかける▽目標が決まったら、友達や家族に自分を監視してもらうようにする、あるいは日記をつけるなどの方法で自分を監視して、目標達成させるようにするというようなものだ。

3.自分の弱点を見つけ、その対策を行うこと。例えば禁煙する場合、他の人がタバコを渡してきたら、あなたは吸ってしまうだろうか?自己管理のできない人は、「例外を作らない」と必ず決め、どんなときでも吸わないようにする必要がある。毎回相手の誘いを断っていれば、タバコを渡してくる人もいなくなっていくだろう。

4.目標を達成するたびに祝うこと。目標達成の儀式を行うことで、自分が頑張りを認めることが大事だろう。(編集YK)

「人民網日本語版」2017年4月24日

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