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中国、春節の海外旅行の動向徹底分析 韓国がトップ10外に
  ·   2017-02-07  ·  ソース:
タグ: 春節;旅行;社会
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旅行サイト・途牛旅游網は16日、春節(旧正月、今年は1月28日)に合わせて7連休となった1月27日から2月2日における旅行の動向報告を発表した。同期間中のユーザーの需要や予約状況から筋道立てた分析を行っている。中国青年報が報じた。

海外旅行先にも変化 オーストラリアがトップ10入り 

同サイトのモニタリングデータによると、現時点で、海外旅行で最も人気だったのは、タイ、日本、フランス、イタリア、インドネシア、オーストラリア、スイス、米国、スペイン、ドイツの10ヶ国。これまで人気旅行先トップ3の常連だった韓国が、今年の春節はトップ10から漏れた。

昨年は春節の海外旅行の人気旅行先トップ10外だったオーストラリアが、今年一気に6位まで順位を上げたのは、中国人を対象に査証(ビザ)発給要件を緩和したことと関係がある。2016年12月12日から、オーストラリアは、中国のパスポートを持っており、中国大陸部で申請する人を対象に、有効期間10年の数次査証(マルチビザ)を発行する試みを開始した。つまり、中国人観光客は春節前に同ビザを申請して、オーストラリアに入国することが可能だったのだ。

中国人旅行者の増加ペースが最も早い国は、上から順にモロッコ、チュニジア、エクアドル、エチオピア、ボリビア、ヨルダン、アイスランド、デンマーク、スロバキア、スウェーデンだった。

その他、寒さや大気汚染が原因の煙霧から逃げるため、海外のビーチリゾートに旅行に行った中国人も多かった。同サイトのモニタリングデータによると、海外のビーチリゾートへの旅行を予約したユーザーが、海外旅行へ行ったユーザー全体の60%以上を占めた。うち、人気旅行先トップ10は、プーケット、バリ、済州(チェジュ)島、サムイ島、モルディブ、ボラカイ島、サバ、サイパン、沖縄、グレート・バリア・リーフだった。これらのビーチリゾートは、空気がきれいで、温かい気候であるだけでなく、アクセスも便利で、観光関連のサービスも整っているため、中国で人気になっている。

中国中西部地域で正月旅行の人気が急増 

同サイトのデータによると、観光消費が堅調な伸びを維持する中、旅行先や海外で春節を迎える人が増加している。中国国内を見ると、三亜、大理、麗江、廈門(アモイ)が人気。一方、海外を見ると、タイ、日本、フランス、イタリアが人気だった。

同サイトのデータによると、旅行に出かけた人が最も多かった都市トップ10は、現時点で、北京、上海、南京、天津、杭州、深セン、成都、広州、武漢、蘇州だった。また、昨年と比べて旅行に出かけた人の数の増加幅が最も大きかった都市トップ10は、西昌(四川省)、シーサンパンナ・タイ族自治州(雲南省)、デチェン・チベット族自治州(雲南省)、達州(四川省)、昭通(雲南省)、商丘(河南省)、延辺朝鮮族自治州(吉林省)、遼源(吉林省)、張家界(湖南省)、漢中(陝西省)だった。この2つのランキングから、中国東部の沿海都市の住民が依然として旅行の主力であるものの、国民の生活水準が向上するにつれ、中西部地域の消費者も頭角を現し始めていることが分かる。

有給休暇制度の整備が進んでいるほか、7連休となったことを背景に、休みを取って前倒しで旅行に出発したサラリーマンも多かったようだ。同サイトのモニタリングデータによると、現時点で、1月21日に出発した人が全体の7%と、大晦日で法定休日の初日となった同月27日と同じ割合だった。また、団圓飯(大晦日に家族で食べる年越し料理)を食べてから旅行に出発というユーザーも多かったようで、同28日出発が全体の9%以上を占めた。(編集KN)

「人民網日本語版」2017年2月6日

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