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中国体操、リオ五輪で金メダル0の「悲劇」 いったい何が?
  ·   2016-08-19  ·  ソース:
タグ: 五輪;リオ;政治
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「悲劇」の影には注目されにくい原因もある。近年、女子の体操は力強く、美しい演技が高得点を得るようになっていると分析されている。中国の選手は、回転や両足を揃えたり、足の先をぴんと伸ばしたりする動作を得意としているものの、それらは既に「主流」ではなくなっている。中国の選手の平行棒の得意技である「腕支持振動技」は減点の対象にさえなっている。

黄玉斌ヘッドコーチは、「発言権がない」と肩を落とす。欧米の審判がずっと過半数を占め、ルール変更を毎回主導している。近年、日本の審判も発言権を有するようになり、日本選手の名前が付けられた体操の技も増えている。一方、現在、国際体操連盟に所属する中国の審判2人も重要な立場にはない。

審判は主観的に「美しい」かを判断するほか、最も基本的な「人材」にも課題がある。米国の4000以上の体操クラブが次々に選手を輩出しているのに対し、中国では登録されている体操選手が約2000人にとどまっている。つまり、スタート地点で既に「負けている」と言えるのかもしれない。

しかし、中国の体操チームは若いとはいえ、人目を引く点もきちんと残している。ロンドン五輪の男子個人総合の決勝に、中国からは誰も出場できなかったものの、今回のリオ五輪では、林超攀選手と■選手が出場し、5位と6位に入った。また、女子個人総合では商春松選手と王妍排選手がそれぞれ4位と6位に入った。また、王選手は跳馬と床運動でも5位に入賞した。これにより中国の体操女子が弱点を補い、反撃の一手に繋がるだろう。 (編集KN)

「人民網日本語版」2016年8月18日

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