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90後と00後がアニメ消費の中心層に
  ·   2016-05-24  ·  ソース:人民網
タグ: アニメ;消費者;社会
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交通違反をして警察に止められた若い男性が、「銀河系の王室から来た」と主張する動画が最近、中国のネット上で拡散し、「アニメか小説に洗脳されてしまっている」と話題になっている。アニメや漫画は現在、「二次元文化」というおしゃれな名前が付けられている。中国の調査会社・易観智庫が最近発表した報告書によると、「二次元」のユーザーは、「90後」(1990年代生まれ)や「00後」(2000年代生まれ)を中心層とし、2016年には、「二次元」コンテンツのアクティブ消費者は8028万人規模に達すると見られている。揚子晩報が報じた。

ユーザー1人当たり二次元コンテンツに年間1700元

三次元とは生活している現実の世界で、二次元はアニメの世界。今では、「二次元」は、アニメや漫画、ゲーム、小説、バーチャルアイドル、それらの関連商品など、幅広い分野を指す言葉となっている。これまでずっと、「二次元」は、一部の人に好まれる「サブカルチャー」と見られてきた。

「弾幕」、「入坑(ハマる)」、「脳洞(脳内補完)」、「前方高能(来るぞ来るぞ)」、「中二病」、「空耳」などの流行語は、「二次元」の世界から発生し、ネットユーザーの間でも広く使われるようになった。「二次元」は現在、一部の人に好まれる「サブカルチャー」から、主流文化へと浸透し、ひいては商業にまで広がっている。

易観智庫が最近発表した「2015-2016二次元産業特定項目研究報告書」によると、二次元のユーザーは、90後(1990年代生まれ)や00後(2000年代生まれ)が中心層。主に北京や上海、広州、深セン、省都に多い。また、二次元ユーザーは、漫画や写真、人形、ゲーム、さらに声優やバーチャル歌姫などのコンサートなどの二次元コンテンツに、お金をかけることを惜しまない。統計によると、二次元カルチャー分野に、二次元ユーザーは毎年平均1700元(約2万8300円)を費やす。

90後と00後が中心層に フィギュアやコスプレも人気

報告書によると中国二次元の中心層は現在、最も早く二次元に触れるようになった「80後」(1980年代生まれ)から、「90後」、「00後」へと移り変わっている。

南京の女子大生・袁さんは、自称「二次元マニア」。「この世界にハマったきっかけは、小学生の時に見た、『ポケモン』だった」という。そんな袁さんは取材に対して、「大学に入る時、迷いなく専攻学科として日本語を選んだ。今も、アニメと関係のある仕事を探している。これは全部アニメが好きだから」と語る。また、時々、アニメ展に行ったり、各種フィギュアなど二次元の関連商品を買ったりするといい、「有料か無料かにかかわりなく、好きなものは必ず見る。もし、ネット上で見るのが高いなら、しばらくしてからDVDを買う」と話した。

90後の黄さんは、「コスプレが大好き。恥ずかしさを振りはらわなければならないし、メイクや衣装選びをうまくして、ポーズの取り方も覚えなければならない」と話す。

今年10歳のある女の子もアニメファン。日本のアニメが大好きで、単行本を買うだけでなく、検索エンジン「百度」のコミュニケーションプラットフォームでファンと交流している。「私のお母さんもミュニケーションプラットフォームで、アイドルについてネットユーザーと交流している。『CP(カップル)』などの言葉も二人とも知っている」。

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