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清明節連休の旅行が中国人の「常態」に
  ·   2016-04-05  ·  人民網
タグ: 清明節;旅行;社会
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途牛旅遊網や驢媽媽旅遊網などの旅行予約サイトは4日夜、「2016年清明節小連休旅行報告」を続々と発表した。驢媽媽旅遊網の統計データによると、清明節連休中、中国人の旅行願望はいっそう高まり、連休3日間の旅行者数(延べ人数、以下同じ)は前年同期比の3.6倍に上った。また、観光地における入場者(入場券を購入して入場した人)数は同3.7倍、周辺観光ツアーを利用した旅行者は同4.6倍に、それぞれ達した。人民日報海外版が報じた。

○人気の観光目的地は南方都市

途牛旅遊網の統計データによると、今年の清明節小連休中の人気観光目的都市トップ10は順に、上海、深セン、北京、黄山、広州、南京、成都、天津、東莞、武漢だった。また、増加スピードが最速だった観光客源地トップ10は順に、厦門(アモイ)、大連、南通、哈爾浜(ハルビン)、太原、深セン、済南、長春、石家荘、長沙。国内で人気を博した旅行目的地には、三亜、珠海、広州、アモイ、吉林、北京、深セン、麗江、成都などが含まれており、穏やかな気候が魅力的な南方都市が、引き続き、多くの旅行者の選択肢となった。

○周辺観光ツアーの参加者が激増

驢媽媽旅遊網の統計データによると、今年の清明節連休中に周辺観光ツアーに参加した旅行者は前年同期比4.6倍に上った。特にファミリー旅行に人気が集中、周辺観光ツアーのタイプも多様化し、親子ツアーやお花見ツアーが大ヒットした。

途牛旅遊網の統計データによると、周辺観光ツアーを利用した人は、全体の4割を上回り、国内の人気目的地は、三亜、珠海、広州、厦門、北京、深セン、麗江、成都、常州、吉林の各都市だった。清明節連休中も小型乗用車を対象とした高速道路通行料無料政策が実施されたことから、マイカーツアーは短距離周遊旅行の「基本仕様」となった。

○多くの人が「休暇を繋いで」海外へ

「休暇を繋ぐ」方法での旅行が流行していることから、今年の清明節連休の海外旅行ブームは、昨年を上回った。観光客の2割は、「休暇を繋いで」海外に出かけた。特に人気が高かった目的地は、周辺国家・地域だった。途牛旅遊網の統計データによると、プーケット、バンコク、ソウル、パタヤ、東京、大阪、富士宮、京都、済州島、バリ島が、近場海外旅行の人気目的地にランクインした。国別でみると、タイと日本に出かけた人が最も多かった。これは、清明節がちょうどお花見のピークと重なり、多くの中国人観光客が日本へ「お花見ツアー」に出かけたことによる。また、クルーズ船で日本・韓国を訪れた中国人観光客も多く、清明節連休中に日韓短距離クルーズ船で旅行した中国人は、前年同期比70%以上増加した。4月の水かけ祭り(ソンクラーン)で中国人観光客の人気が集中したタイのバンコクやパタヤは、清明節連休中も引き続き、人気の旅行目的先となり、同連休中にタイを訪れた中国人観光客は、前年同期比80%増加した。(編集KM)

「人民網日本語版」2016年4月5日

清明節連休の旅行が中国人の「常態」に--pekinshuho
中国人気ツアー:
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