近頃、上海市黄浦江沿いにある上海港国際旅客運搬センターの屋根部分が完成した。この建物は、「水滴」によく似た形をしている。付近には2万㎡ほどの緑地部分も完成した。上海港国際旅客運搬センターは、2007年末には業務を開始する予定である。その時には、3隻の8万トン級大型定期客船が同時に停泊可能となり、24時間体制で入港案内サービスを行い、年間の旅客数は延べ100万人に達する見込みである。

屋根部分が完成した「水滴」型上海港国際旅客運搬センターのメインビル

屋根部分が完成した「水滴」型上海港国際旅客運搬センターのメインビル

資料写真:4月16日、上海北外灘にある上海港国際旅客運搬センターの球体型入港ビル。鋼鉄で出来た骨組み部分が順調に完成し、内部工事の段階へと入るところ。入港ビルは「水滴」の形をしており、ガラス製の外壁が完成したら透明感あふれるシンボルにふさわしい建築物となるだろう。
「チャイナネット」2007年8月2日
|