中国外交部の姜瑜報道官は5日北京での定例記者会見で、「日本側が釣魚島(日本名:尖閣諸島)へのコントロールを強化しようとするいかなる行動も、中国領土への主権侵犯である」と述べた。
「日本海上保安庁は釣魚島海域でへリコプター搭載の大型巡視船(PLH型)を常時配置する態勢に切り替えた。中国海洋調査船の『侵入』を監視するためだという。中国はどう見ているのか」という質問に答え、姜瑜報道官は「釣魚島およびその付属諸島は古くから中国の固有の領土であり、中国は争いようもない主権を持っている。日本側の行動は中国への侵犯であり、違法かつ無効な行為であるから、直ちに停止すべきだ」と述べた。
「中国国際放送局 日本語部」2008年2月6日 |