国務院台湾事務弁公室の楊毅報道官は、25日北京の記者会見で「台湾当局は台湾という名義で世界保健機関(WHO)へ加盟申請し、台湾独立活動をエスカレートさせた。大陸側はこれに断固反対する」と述べた。
楊毅報道官はその中で、「大陸側はこれまで一貫して、台湾同胞の衛生や保健の維持、両岸の医療衛生分野の交流と協力を高度に重視している。台湾がWHO の情報と支援を獲得するルートはスムーズなものだ。WHOは主権を持つ国しか入れない国連専門機関だ。その規定に基づいて、台湾は中国の一部分として、加盟メンバーの資格でそれに加盟することは出来ず、また、オブザバーとしてWHO 会議に参加することも出来ない。台湾当局がこれを政治議題として大げさにする目的は、国家を分裂することにある」と述べた。
「CRI」より2007/04/25
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