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中国共産党創立60周年  
毛沢東主席の未発表文章を公開

 

『人民日報』と北京の各紙は七月十一日、毛沢東主席が一九三七年に中国共産党中央委員会の所在地である陝西省北部の延安で、当時の陝西·甘粛·寧夏辺区高等法院刑事法廷裁判長雷経天に宛てた書簡を掲載した。

この書簡は、長征に参加したことがある、黄克功という共産党員に死刑の判決が下されたことについて書かれたもので、毛沢東主席は共産党員と赤軍(人民解放軍の前身)の指揮員·戦闘員にたいしては、普通の人よりもきびしい規律を課さなければならないと要求している。

黄克功は抗日軍政大学第六隊隊長であったが、ある女子学生に結婚を迫ったが拒絶されたため、彼女を射殺した。

毛沢東主席は書簡のなかでつぎのようにのべている―「もしも共産党員にして赤軍幹部の、このように卑劣で残忍な、党の立場を失い、革命の立場を失い、人間の立場を失った行為を見逃したなら、党を教育することができず、赤軍を教育することができず、革命者を教育することができず、普通の人を教育することができない。したがって、党中央と軍事委員会はかれの犯罪行為にたいし、党と赤軍の規律にもとづいて、かれを極刑に処さなければならない。黄克功は普通の人ではなく、長年にわたる共産党員であり、長年にわたる赤軍の戦士である。だからこそ、このようにしなければならない」。

毛沢東主席はさらに、すべての共産党員、赤軍の指揮員·戦闘員および革命者が黄克功の事件から教訓を汲み取るよう要求している。

『解放軍報』はこの書簡を掲載すると同時に、つぎのような署名入り論文を発表した―「この書簡は四十年前に書かれたものであるが、今日、われわれが党風を正し、法の観念を高め、社会主義の法制を強化するうえで、依然として重要な指導的意義をもっている」。

この書簡が発表される数日前、『人民日報」と北京の各紙は、これまで未発表の、毛沢東主席が抗日戦争初期の一九三七年九月に独立自主の遊撃戦争を堅持することについての五通の電文および解放戦争期間(一九四六~一九四九)に新華社のために書いた四編の新聞原稿を掲載した。

この電文のなかで毛沢東主席は、華北全域の活動は遊撃戦を唯一の方向としなければならず、兵力を分散し、根拠地をつくり、大衆を動員することを主要な任務としなければならないと指摘している。

四編の新聞原稿はいずれも解放戦争中の重要作戦の決定的時期に書かれたもので、当時の革命情勢を詳細に分析し、全国人民の革命闘争を励まし、指導している。

「北京週報日本語版」1981年7月21日(No.29)

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