ネパールの警察当局は11日午後、カトマンズで反中デモを行った約50人のチベット独立を主張する人を逮捕した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
当日午後、約50人のチベット独立を主張する者らが、在ネパール中国大使館領事部の前で反中デモを行い、領事部前の交通を妨げたため、ネパール警察は、当事者たちの逮捕に踏み切った。この経緯に要した時間は約15分。
ネパール政府は何度も「チベットは中国の領土で不可欠な一部分であり、如何なるものであろうと、ネパール領土において、反中国活動を行ってはならない」との立場を示している。ネパール警察も「チベット独立を主張する者たちが、反中国活動を行うことは許されない」と明確に述べている。
「人民網日本語版」2008年6月12日
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