|

北京五輪の聖火リレーは7日、国外5カ所目となるフランスのパリでのリレーが行われた。ラファラン・フランス元首相は聖火リレーのスタート地点(エッフェル塔前)で、在フランス中国メディアの取材を受けた。
ラファラン氏は北京五輪聖火の到来に歓迎の意を表わすとともに、「オリンピックの聖火はオリンピックのシンボルであり、オリンピックの精神を表わすものでもある。まもなく北京で開かれるオリンピックに期待を寄せている」と述べた。
ラファラン氏は「オリンピックはスポーツの祭典である。世界各国の選手はこの祭典で相互交流、相互理解を通じて知り合いになり、尊重し合うようになる」と指摘し、オリンピックは世界をより美しくさせると信じている」と語った。
また、ラファラン氏は政治をスポーツと結びつけることに反対し、「スポーツは政治ではない。オリンピックの名を借りて政治的目的を果たすものではない。世界は多元的なものである。ユネスコは従来から世界文化の多様性を唱道してきたし、オリンピック自体がいわば多元的文化である。各国は各自の国情によって発展に見合った道を選ぶ権利があり、いかなる国も他国を勝手に論じたり、批判したりする権利はない。少数の人による北京オリンピック・ボイコットに反対する」との考えを示した。
ラファラン氏はさらに「中国は5000年の歴史がある文明の古国であり、過去においても、現在においても、尊重に値する国である。何年か前から中国は改革・開放政策を実行し、大きな進展をとげてきた。オリンピックがまもなく北京で開かれ、世界博覧会が2010年に上海で開かれることは中国の発展と変化を十分に示している。フランス人がより多く中国を理解し、改めて中国を認識するよう望んでいる」と指摘。
ラファラン氏は先を見る目と知恵を具えた政治家であり、中国人民の古い友人でもある。同氏は数回にわたって中国を訪問しているが、「今年8月、フランス語系の国の特別代表として北京オリンピックに参加する。北京オリンピックの成功を祈る」と表明した。
「北京週報日本語版」2008年4月9日
|