米「タイム」誌が発表した2007年度世界の10大自然災害は次の通り。
バングラデシュの大型サイクロン「シドル」
11月15日、最大瞬間風速時速160キロとなる大型サイクロン「シドル」がバングラデシュ南部を直撃した。電気・通信網が遮断され、樹木も強風で倒れた。死者は1000人に上り、50万人以上の住民が避難生活を強いられている。
米国東南部の干ばつ
今年、米国東南部は干ばつが続いており、人々の関心を引いている。ジョージア州と周辺地区は、以前は樹木が茂っていたが、今年になって史上最大の干ばつに見舞われている。アトランタ市は発展の最も速い町だが、水の供給を3カ月しか維持できないのが実情だ。干ばつの深刻化につれて、水資源の欠乏状態がフロリダ州とジョージア州にも拡大している。
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