世界保健機関(WHO)の第60回総会が14日ジュネーブで開かれた。
総会では、極一部の国が提出した台湾がWHO加盟申請問題が取り上げられ、総会前に開かれた総務委員会によるこの加盟申請問題却下という提案に対して投票が行われた結果、賛成多数で総会の議題として取り上げないことが決まった。世界保健機関が、台湾の加盟申請を拒否したのはこれで11回目だ。
この総会に出席した中国代表団団長の高強衛生相はその発言で、「台湾当局はその政治上の必要から、極一部の国を説得して台湾の加盟問題をまたも出させたが、これは国際社会での台湾独立の実現を企むためであり、台湾島内にいる一部政治家の選挙の勝利にポイントを稼ぐためだ」と指摘した。
高強衛生相はさらに、「台湾は中国領土の切り離すことのできないの一部であり、中国政府は、一貫して台湾同胞の健康状態に注目しており、あらゆる努力を払って台湾同胞の健康と権益を保護していく」と語った。
「cri」より2007年5月15日
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