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中国・ミャンマー原油パイプライン、正式に運営開始
  ·   2017-04-18  ·  ソース:
タグ: 一帯一路;原油輸送;経済
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「中国・ミャンマー原油パイプライン輸送取り決め」が4月10日、北京市で正式に締結された。同時に、4000mに及ぶベンガル湾岸で、原油14万トンを搭載した「スエズ」型タンカー1隻がミャンマーの都市チャウピュ近くのマデイ島にある港に停泊。この中国・ミャンマー原油パイプラインの起点では、原油がとうとうと積み卸され、中国とミャンマー両国の友好と「一帯一路」の緊密な協力プロジェクトの正式な運営開始を示した。

マデイ島は、ミャンマー西部の最も近い都市チャウピュから船で約1時間半の場所に位置する。総面積12平方キロメートルの小島は、中国・ミャンマー原油パイプラインプロジェクトで注目を集めた。記者によると、現地では最先端の30万トン級原油埠頭に黄色の原油積卸アーム4基が高々とそびえ立ち、遠方から来た巨大原油タンカーが静かに停泊している。原油積卸アームがゆっくりと下がって原油タンカーとの接続に成功すると、原油14万トンがパイプラインを通じて1基当たり貯蔵量10万トンのタンクに流し込まれた。原油貯蔵タンク12基全てが満タンになると原油輸送が正式に開始され、ベンガル湾から輸送される原油は、中国・ミャンマー原油管パイプラインを通って直接中国に運ばれる。

中国・ミャンマー原油パイプラインは全長が771kmで、中国石油とミャンマー石油ガス公社が合弁で建設した。海溝8カ所を跨いで山を越え海を渡り、途中5カ所のステーションが設けられ、年間輸送量が2200万トンに上る。パイプラインの運営が開始されると、ミャンマーで毎年200万トンの原油が積み卸される見通しだ。

中国・ミャンマー原油・天然ガスパイプラインプロジェクトは、両国が国交を結んで以来の大きな協力の成果と結晶で、10年にわたる努力を経て中国石油がミャンマーで事業展開する重要なプラットフォームとなり、「一帯一路」建設や、中国とミャンマーの相互接続推進で重要な機能を発揮している。

「このプロジェクトはウインウインだ」。中国にとっては西南地方の石油製品のひっ迫を解消し、同地方経済の構造調整と成長モデルの転換を進めることにつながる。一方のミャンマーには税収、投資収益、使用権料、国境通過税などを含む経済的、社会的な利益が期待でき、ミャンマーの石油化学産業の発展や輸出による外貨獲得の増加、社会・経済・文化の発展に直結する」。中国石油集団東南アジア管道有限公司の姜昌亮総経理は記者にこのように話した。ミャンマーの与党、国民民主連盟中央執行委員のアン・モー・ニュー氏は、中国とミャンマーの原油パイプラインプロジェクトが両国のエネルギー経済・貿易協力の代表的プロジェクトとして、両国の経済発展に重要な推進機能を果たすとの見方を示した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年4月11日

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