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王国慶全国政協報道官「大気質は好転している」
  ·   2016-03-03  ·  ソース:北京週報
タグ: 大気汚染;低炭素生活;社会
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「大気汚染問題の本質は発展の問題だと思う」。3月2日、中国人民政治協商会議(全国政協)第12期全国委員会第4回会議の記者会見で、全国政協の王国慶報道官はこう述べた。

「公式データでは2015年の大気質は以前より良くなったとされているが、多くの人が日々の暮らしの中で大気質の明らかな改善をはっきり感じていないのではないか」という記者の質問に対し、王国慶報道官は次のように答えた。「確かに、ここにいる皆さんはスモッグに大変敏感だ。統計データは状況が全体的に良い方向に変わっていることを確かに示している。北京を例に取ると、2015年の北京の大気質基準達成日数は2014年より14日多く、重度汚染日数は前年より1日少なかった。しかし統計データと我々の感覚がかけ離れていると皆が感じるのはなぜか?この問題について権威ある専門家に教えを請い、説明を受けてようやく分かったのだが、その専門家によると昨年の最初の10カ月の状況はまあまあだった。基準達成日数は前年同期比で31日多かった。しかし最後の2カ月の状況がひどく、(基準達成日数は)前年同期比で17日少なかった。プラスマイナスすると通年で14日しか多くならなかった。北京では年末に2回赤色警報が出された。人々がどう感じたかは推して知るべしだ。ここで客観的に述べたいのは、中国はスモッグ対策ですでに多くのことに取り組んできたが、やるべきことはさらに多い、ということだ」。

王報道官はさらに次のように述べた。「スモッグ対策においては、次の3つのレベルで共に全力を尽くす必要があるということを強調したい。1つは政府レベルから、政策主導で『革新、協調、グリーン、開放、共有』の五大発展理念を確実に貫徹し、発展モデルを転換する。企業レベルでは、生産において文明的で環境にやさしい生産を堅持し、生産モデルを転換する。市民レベルでは、低炭素生活とグリーン外出を提唱し、ライフスタイルを変える」。

「北京週報日本語版」2016年3月3日

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