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「再会の奈良」が上海国際映画祭コンペティション部門金爵賞にノミネート
  ·   2020-07-30  ·  ソース:人民網
タグ: 映画;奈良;中日交流
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賈樟柯(ジャ・ジャンクー)監督と河瀬直美監督がエグゼクティブ・プロデューサーを務め、中国の若手映画監督・鵬飛(ポンフェイ)監督がメガホンを取り、呉彦■(■は女へんに朱、ウー・ヤンシュー)、英沢(イン・ズー)、國村隼、永瀬正敏が主演を務める中日合作映画「再会の奈良(中国語タイトル:又見奈良)」が第23回上海国際映画祭のコンペティション部門「金爵賞」にノミネートされ、ポスターも公開された。国際在線が報じた。

「再会の奈良」は、鵬飛監督が、戦争への反省を柱に、第二次世界大戦後の中国残留孤児にスポットを当て、戦争は大きな傷をもたらすことを伝え、平和の大切さを呼びかけ、心温まる物語を通して、真の家族愛に国境はないことを描いている。同作品では、呉彦■が演じる中国人の老女・陳恵明が、ここ数年連絡が途絶えている中国残留孤児の養女・麗華を探すために奈良にやって来る。そして、英沢演じる養女の娘・小沢と、國村隼演じる元警察官の男・一雄と共に、麗華探しの旅を始める。

ポスターでは、道路に見立てた桜の木の幹が水墨で描かれ、陳恵明、小沢、一雄がその真ん中を歩いている。そして、桜の木は花を咲かせているほか、提灯も描かれ、道の脇には、酒に酔った転んでいる男性のほか、夫が椅子に座り、妻が背を向けて立っている夫婦や重要な手紙を届ける郵便配達員などが描かれている。それぞれ異なるキャラクターで、麗華探しが紆余曲折の旅になることを示している。

「再会の奈良」は、中国の賈樟柯監督と日本の河瀬直美監督がエグゼクティブ・プロデューサーを務め、それを支えるクリエイターも豪華メンバー。メガホンを取った若手映画監督の鵬飛監督は、「ライスフラワーの香り(原題:米花之味)」が第74回ヴェニス・デイズ部門と第1回平遥国際映画祭、なら国際映画祭、FIRST青年影展(FIRST International Film Festival)などにノミネートされた。オリジナルミュージックを担当する鈴木慶一は、「座頭市」や「アウトレイジ」シリーズなどの北野武監督作品や「Love Letter」、「スワロウテイル」などの岩井俊二監督作品で、音楽を手がけてきた。(編集KN)

「人民網日本語版」2020年7月29日

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