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成都で「アットホーム」な店を経営して中日文化の架け橋となる日本人男性
  ·   2020-06-10  ·  ソース:人民網
タグ: 料理;文化;中日交流
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パソコンで情報収集する藤本さんと妻の李艶さん(6月9日撮影・安源)。

藤本さんと結婚して20年以上になる李さんは、すでに本格的な日本の料理を作ることができ、二人で一緒に小さな店を経営し、共に支え合う暮らしを楽しんでいる。そんな李さんは、「四川料理はとてもからいのに対して、日本の料理はあっさりしている。四川と日本では気候や文化が違うから、その違いができた。食べ物を通して、一つの場所を理解するというのは、大衆密着型の方法だと思う」と話す。

仕事の合間を見つけて、藤本さんと李さんは、新たな料理のインスピレーションを得るために、美食を探し求めて、「スローリズム」の成都のいろんな所に足を運んでいるという。藤本さんが四川と日本の味を組み合わせて生み出した牛肉鍋は、店で大人気の一品となっている。普通話(標準中国語)を流ちょうに話す藤本さんは、「妻の尻に敷かれている」と四川省の方言を使って笑いながら話し、「今ではからい料理も好きになったし、成都式の麻雀もできるようになった。また、時々茶館にも行く。僕はもう成都人」と語る。

そして、天ぷらを客のテーブルに置きながら、「店を初めて8年の間に、この通りでは、経営者が変わった店もたくさんある。でも、僕たちはずっとここにいる」と話し、「馴染みの味の料理を食べると、過去の良き思い出が蘇る。お客さんの記憶に残るような味をずっと残したいと思っている。そして、10年、20年後に、またこの店に来て食事をした時に、ちょっとした幸せな気分を思い出してもらいたい」と笑顔で語った。

また、「日本の親戚や友人に、成都の美食や歴史、文化についてよく話す。みんな、中国を旅行して、いろんな文化の趣を肌で感じることを楽しみにしている」と話した。(編集KN)

「人民網日本語版」2020年6月10日

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