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『中日交流標準日本語』出版30周年 記念イベントが北京で開催
本誌記者 李一凡  ·   2018-10-18
タグ: 日本語;教育;中日交流
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10月16日、1000万人以上に愛読されている『中日交流標準日本語』の出版30周年座談会およびセミナーが北京で開催された。 

中国の人民教育出版社と日本の光村図書出版株式会社が共同で編集した『中日交流標準日本語』(以下、『標準日本語』)は中国における日本語独学テキストのトップブランドであり、1988年に出版されて以来30年が経った。『標準日本語』は中日文化交流・協力の優れた成果であり、中国における日本語テキストの模範的存在でもある。

挨拶する人民教育出版社の黄強社長(李一凡 撮影)

座談会で人民教育出版社の黄強社長は、「今年は中日平和友好条約締結40周年であり、中国改革開放40周年でもある。この2つの『40年』、つまり中日平和友好交流と中国改革開放という背景の下で『標準日本語』は誕生し、また非凡な30年を歩んできた。『標準日本語』は相当な社会・経済効果を生み出したと同時に、直に中国の日本語教育を促進し、中日交流事業にも積極的に貢献してきた」と話した。 

中国が外国に対する扉を開いて間もなかった1980年代初期、光村図書出版株式会社は中日出版協力の明るい見通しに気付き、中国側と協力のチャンスを模索した日本の出版社の第1陣となった。光村図書出版株式会社の小泉茂社長は本誌のインタビューに対し、「これまでの交流を振り返ると、幾多の困難がありながらも、日中双方は常に課題を共有し、解決策を見出してきた。今後はこの30年の実績に基づいて、人民教育出版社との協力関係をより強固にしていきたい」と表明し、また「日本と中国が国際社会の中でますます大きな存在感を示すことになっている今、『標準日本語』も新たなステージに立とうとしている。光村図書出版は人民教育出版社とともに、新時代のスタンダード創出に向けて頑張っていく」とした。 

 

会場で展示された歴代の『中日交流標準日本語』(李一凡 撮影)

統計によると、中国における日本語独学者の80%、日本語教室や養成機構の60%がテキストとして同書を採用している。今年9月末の時点で、『標準日本語』全シリーズの販売量は約1500万セットに達し、読者数は1000万人を突破した。中国の台湾地区も『標準日本語』の著作権を購入している。 

「北京週報日本語版」2018年10月18日 

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