第9回「中秋明月祭 大阪2017」が10月7～8日、大阪史蹟難波宮跡で盛大に行われた。李天然・駐大阪中国総領事、大阪副市長、大阪府副知事、大阪府議会議長、全日本華僑華人連合会会長、神戸学院大学の佐藤雅美学長らが開幕式に出席し、実行委員長、神戸学院大学の胡士雲教授らが挨拶をした。 

開催期間中、各文芸団体がステージに上がり、中国東北ヤンコ踊り、獅子舞、龍舞、少林寺拳法、太極拳、京劇、中国少数民族の舞踊と歌、雑技、マジック、独唱、フラダンス、中国楽器演奏などを披露した。また、86軒の世界諸国の一品料理を販売する屋台と観光等の展示及び物品販売のブースが設けてあった。この二日間の来場者数は約28000人であった。 

「中秋明月祭 大阪」は、関西在住の華僑華人団体及び日中友好団体が主体となって2009年に初開催。開催の目的は中華文化を発揚し、華僑華人と地元の日本人との交流を深め、日中両国の友好交流の懸け橋として貢献することである。なお、日中国交正常化45周年を祝うことも今回の開催の目的となっている。 （文・写真　劉幸宇） 

「北京週報日本語版」2017年11月21日