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日本が「低欲望社会」に 東京で現状を取材
  ·   2017-07-17  ·  ソース:
タグ: 日本;「低欲望社会」;中日交流
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一人は気楽すぎる

40代のサラリーマン・近藤さんは取材に対して、「縁がずっとなく、まだ結婚できていない」と話した。

そして、「仕事が忙しいというのはたぶん言い訳で、一人がとても気楽。でも、できることならやっぱり結婚したい」と語った。

別の人は取材に対して、「日本の男性にとって、結婚するということは、毎月の給料を全部妻に渡さなければならなということ。一生懸命仕事をしても、お小遣いは1ヶ月に3万円ぐらいしかもらえない」と話した。

日本人は結婚と同時に新しい銀行口座を作り、夫の給料はそこに振り込まれて、妻がそれを管理し、夫にお小遣いを渡す。

筆者は、それに不満を感じている既婚男性の声を日本で何度も聞いたことがある。日本の多くの独身男性が結婚したくない理由もそこにあり、そのような男性は気楽で自由な生活を好む。

お一人様向けの店がなくなったら死んでしまう

現在、お一人様向けのサービスが日本では増加していることに関して、近藤さんは、「そういう店がなかったら、僕は死んでしまう。お一人様向けの店がなければ、とても不便。最近、仙台に行った時に入った店はお一人様お断りで、とても不快に感じた」と話した。

「お一人様経済」が日本では日に日に成長を見せている。お一人様専用のレストランやバーチャル彼氏・彼女などが、独身者の生活のクオリティを底上げしている。

また、ミニマリズムも、日本人の物欲をある程度低下させている。

ユニクロや無印良品などが人気になっていることは、消費主義から脱却して、質そのものに目を向けるスタイルへの移行を示している。日本の多くの若者は、「誰かと競い合うことなく、限りある収入を他の人から良い評価を受けるために使うのではなく、自分のために使う」という生活スタイルを受け入れ始めている。

「低欲望」の子供に親は焦り

一方、「低欲望」の子供を見て、日本の親たちは焦りを感じている。

東京に住む山崎さん(女性)は、「これは私にとって切実な問題。娘が2人おり、いい年なのにまだ結婚していない。結婚していない原因は二つあり、一つは縁がないことで、もう一つは独身の生活をとても気楽に感じていること」と説明した。

そして、「親として、子供に早く結婚していほしいという思いは強い。だから、子供たちに良い機会を作ってあげて、早く結婚させたいとずっと思っている」と話した。(編集KN)

「人民網日本語版」2017年7月14日

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