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日本からの「新規の客」と「常連客」が一堂に集う第25回中国高交会
  ·   2023-11-17  ·  ソース:中国国際放送局
タグ: ハイテク;科学;経済
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第25回中国国際ハイテク成果交易会(以下、「高交会」)が11月15日から19日までの5日間、広東省深センで開催されている。105ヶ国・地域以上の団体やグループ、企業4925社が参加・出展している。その展示面積は合わせて50万平方メートル以上で、史上最大規模で、参加国・地域が最多の高交会となっている。

愛知県は、2年連続日本で製造品出荷額1位を誇る日本屈指の製造県で、自動車産業を含む、多くの最先端産業の集積地となっている。高交会に初参加となった「新規の客」である愛知県の経済産業局スタートアップ推進課の林直孝主査は、「深センの起業環境が非常に優れていることは世界的にも有名だ。それは、政府が提供する数多くの政策や資金といったサポートと密接な関係がある。また、深センは『失敗が許される』という起業環境で、起業家にリベンジの勇気を与えているという点も非常に重要だ」と語る。

茨城県つくば市は、深セン市の友好都市であると同時に、高交会の「常連客」でもある。同市は2014年から6年連続で企業と共に高交会に参加しており、今年も同市の企業2社が出展している。

国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)発のベンチャー企業である株式会社Thermalyticaは材料のイノベーションに力を注いでいる。今年の高交会において、同社は世界一流の断熱性を誇る超微粒子エアロゲル断熱材「TIISA」を展示している。「TIISA」は、建築の分野や工場建設など幅広い分野に応用することができ、世界の気候変動対応や省エネ推進、二酸化炭素排出削減などを、力強くバックアップすることができる。

会場で、断熱材を使用した板材と、普通の板材を比べると、断熱効果には10度以上の差があった。

また株式会社SIJテクノロジの超微細インクジェット技術は、超精密プリントを実現しており、多くの来場者の注目を集めていた。深センの地元企業のスタッフは、説明を聞いて称賛の声を上げ、取材に対して「中国には現時点で、これほどの技術を有する企業はない。将来、PCB業界(プリント基板)業界に革命を起こす可能性がある」とした。

つくば市には、国立研究機関29機関、民間研究開発機関100機関以上が集まり、研究学者1万人以上がそこで居住しているため、名実ともに「科学の街」となっている。つくば市経済部産業振興課産業創出支援係の甲斐夢帆係長は、「深センは、イノベーションの街。アーリーステージの企業や、『専精特新(専門化・精密化・特徴化・新規性)』の企業がここで、急成長を遂げることができる。高交会を通して、一社でも多くの日本の企業が、中国市場を開拓し、技術やビジネスの分野で協力を展開できるようになることを願っている」と語った。(編集KN)

「人民網日本語版」2023年11月16日

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