中国商務部（省）が3日に発表した統計によると、今年上半期（1-6月）、中国のサービス貿易は引き続き増加傾向を維持した。サービスの輸出入総額は前年同期比8.5％増の3兆1358億4000万元（1元は約19.9円）だった。 

統計によると、今年上半期、中国のサービスの輸出は同5.9％減の1兆3232億2000万元だった。輸入は同22.1％増の1兆8126億2000万元だった。サービス貿易は4894億元の赤字だった。サービス貿易の特徴は主に以下の通り。

知識集約型サービス貿易の割合が高まった。今年上半期、知識集約型サービス輸出入総額は同12.3％増の1兆3639億2000万元に達し、サービス輸出入総額に占める割合は43.5％と、同1.5ポイント上昇した。うち知識集約型サービスの輸出は同16％増の7923億4000万元、輸入は同7.5％増の5715億8000万元だった。

また、旅行サービスが大きく回復した。今年上半期、旅行サービスの輸出入総額は同65.4％増の6509億4000万元だった。サービス貿易の中では成長ペースが最も早い分野となった。具体的には、輸出は同52.4％増、輸入は同66.4％増だった。（編集KN）

「人民網日本語版」2023年8月4日