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データが明らかにする経済好転の三つのシグナル
  ·   2020-08-19  ·  ソース:北京週報
タグ: 中国経済;消費;経済
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8月18日、海南省海口市の日月広場の免税店で買い物をする消費者(写真=新華社提供)

このほど、7月の中国の国民経済運営データが発表された。社会消費財小売総額の下げ幅は前月比で0.7ポイント縮小し、商品小売の伸び率は今年初めてマイナスからプラスに転換し、投資の下げ幅も引き続き小さくなっており、輸出の成長は2桁に達した。これらのデータは経済が安定的に回復し、引き続き上向いていることを示す三つのシグナルを発している。

第一のシグナルは、経済成長を牽引する「トロイカ」の投資、消費、輸出は徐々に回復しており、中国経済が長期的に上向く支えとなっている基本条件および要素に変化はないことだ。

消費面から見ると、7月の社会消費財小売総額は前年同期比マイナス1.1%で、下げ幅は6月に比べて0.7ポイント縮小した。そのうち、商品小売額は6月の前年同期比マイナス0.2%から7月のプラス0.2%となり、今年になって初めてプラス転換を達成した。オンライン小売も伸びを保ち、1月~7月の全国のオンライン小売総額は前年同期比でプラス9%だった。

投資面から見ると、1月~7月の固定資産投資は前年同期比マイナス1.6%、下げ幅は1月~6月に比べて1.5ポイント縮小した。また、前月比で見ると、7月の固定資産投資はプラス4.85%だった。そのうち、ハイテク産業への投資は大きな伸びを実現し、民生分野への投資も引き続き加速しており、製造業への投資と民間投資は着実に回復している。

輸出面から見ると、7月の貨物輸出入総額は2兆9270億元で、前年同期比プラス6.5%となった。そのうち、輸出は1兆6846億元でプラス10.4%、輸入は1兆2424億元でプラス1.6%だった。7月の輸出成長率は世界の主要な経済体を大きく上回り、昨年3月以来最も高い数字だ。

第二のシグナルは、産業のアップグレードが持続的に進み、新たな動力源が持続的に生み出されており、経済好転のために新たなエンジンをもたらしていることだ。

現在、中国経済は新旧の動力源が入れ替わる特別な時期にあり、クラウドコンピューティング、ビッグデータ、モノのインターネット(IoT)などの情報通信技術と実体経済が深く融合し、ますます多くの新産業、新業態、新モデルが生まれている。 

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