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新設外商投資企業が1万8000社以上 対外貿易と外資の基盤安定に努める中国
  ·   2020-08-17  ·  ソース:北京週報
タグ: 外資;対外貿易;経済
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溶接ワイヤーを運ぶ河北省唐山神鋼溶接材料有限公司の工場労働者(写真=新華社提供)

新型コロナウイルスによる肺炎が世界中で引き続き感染拡大するに従い、対外貿易と外資は複雑な状況に直面している。このほど、国務院弁公庁は「対外貿易と外資安定活動のより一層の実施に関する意見」(以下、「意見」)を通達し、15項目の具体的な政策措置を提起した。関連部門の責任者は、さまざまな政策措置の効果がしっかりと現れるよう一段と力を入れて推し進め、対外貿易と外資の基盤を断固として安定させると指摘した。

現在の中国における対外貿易と外資の状況は? 

商務部の任鴻斌部長助理は「今年の1月から7月まで、対外貿易と外資はよい方向へと回復しており、予測を上回った」と語る。データによれば、輸出入額は17兆2000億元で前年同期比マイナス1.7%となり、そのうち輸出は4月以降に4カ月連続でプラス成長を実現している。外資利用額は5356億5000万元でプラス0.5%と、数多くの重外資プロジェクトの実施が加速している。

しかし、任部長助理は同時に、現在新型肺炎は世界中で感染拡大が続き、世界経済の落ち込みは深刻で、対外貿易と外資の状況が依然として複雑かつ厳しいと指摘しており、「最近の研究調査で、対外貿易と外資系企業の注文不足、物流の滞り、資金調達難、産業チェーンとサプライチェーンの不安定さなどの問題が突出しており、地方と企業は強力な政策措置が迅速に打ち出され、企業が困難を乗り切るための支援となることをおしなべて望んでいることが分かった」と述べている。 

そのため、「意見」は財政金融政策の完備、貿易における新業態・新モデルの発展、通関業務と人的往来の円滑化水準の向上、重点産業・企業への支援を含む4つの面で、対外貿易と外資の安定のための15の政策措置を提起した。

次々と打ち出される措置が促す質の向上

オンラインで開催された第127回中国輸出入商品交易会(広交会)では、46の越境EC総合試験区が増設され、加工貿易の発展の安定化に寄与した。今年以降、関連部門は一連の異例かつ段階的な対外貿易の安定化措置を打ち出し、これまでにない力の入れようを見せた。1月から7月までの輸出入も予測を上回る成果を上げた。では、通年での対外貿易の状況はどのように見るべきだろうか?

「今年下半期、中国の対外貿易が直面する状況はより複雑かつ厳しくなり、不確定・不安定な要素が増える。今なお続く新型肺炎の世界的な感染拡大、世界経済の落ち込み、海外からの需要低迷、国際貿易における制限措置の絶え間のない増加など、いずれも影響を及ぼすだろう。しかし同時に、中国の対外貿易は充分に強靭であり、潜在力が高く、長期的によい方向へと向かう流れに変化がないことに目を向けるべきだ」任部長助理は語る。

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