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安定的回復を見せている中国経済の強靭性
  ·   2020-07-17  ·  ソース:北京週報
タグ: 中国経済;GDP;経済
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浙江省紹興市の国道329号線スマート高速道路プロジェクトの工事現場で箱桁のクレーン作業を行う施工スタッフ(写真=新華社提供)

中国経済の今年上半期の成長率が発表された。新型コロナウイルスによる肺炎のダメージに直面し、全国では政府から民衆までが新型肺炎の予防・抑制と経済・社会の発展を統一的に推し進め、経済運営は回復的成長と安定的回復の状態を見せ、その強靭性と活力はより明らかなものとなった。

全体的に見て、第2四半期の国内総生産(GDP)は前年同期比3.2%増と市場の平均予測値である3%を上回り、第1四半期のマイナス6.8%から大幅に改善した。新型肺炎のダメージの中、中国が第2四半期にプラス成長を達成したのは、防疫と経済回復に取り組む各国の中でも疑いなく傑出した成果だ。具体的には、今年上半期の経済運営では以下の4つの特徴が見られた。

第一に、政策が迅速かつ有効に打ち出された。中国は新型肺炎の予防・抑制と同時に経済・社会の発展にもしっかりと取り組み、一連の政策措置を適時打ち出しており、減税・費用削減や感染症対策特別国債の発行から金融面でのサポート強化、社会融資コストの削減などに至るまで、これらの政策は良好な効果が得られた。今年上半期までに、M2(広義のマネーサプライ)の残高は前年同期比11.1%増、社会融資の残高は前年同期比12.8%増となり、いずれも昨年を大きく上回り、経済回復のために良好な政策環境を生み出した。

第二に、主な指標が徐々に上向いてきた。GDPのほか、一定規模以上の工業の成長率は第1四半期のマイナス8.4%から第2四半期のプラス4.4%へと改善し、固定資産投資の成長率は第1四半期のマイナス16.1%から今年上半期のマイナス3.1%にまで回復した。また、社会消費品小売総額は4カ月連続で下げ幅が前年同期比で縮小し、輸出額は3カ月連続でプラス成長となった。主な指標はおおむね第2四半期に底打ち・反発し、中国経済の強靭性と潜在力を顕著に示している。

第三に、雇用と物価が全体的に安定していた。6月の全国都市部調査失業率は5.7%と2カ月連続で小幅に下がり、そのうち25~59歳の失業率は5.2%だった。今年上半期の消費者物価指数(CPI)は前年同期比3.8%増となり、上昇幅は第1四半期に比べて1.1ポイント縮小し、新型肺炎のダメージをほぼ打ち消した。食品とエネルギーを除いたコアCPIは前年同期比1.2%増で、おおむね安定を保った。

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